SSブログ

修理プロジェクト [体験談]

 
 

プロの包丁研ぎに感激
             2014年1月28日UP

 
 
houchoo.jpgバゲットを切るのに愛用していたゾーリンゲンのパン切り包丁の切れが悪くなり、インターネットで砥石を探したのですが、ゾーリンゲン用では見つけられず、しつこく探しているとプロの包丁研ぎ屋さんのサイトを発見。 
 
両刃の特殊形状のパン切り包丁でも研げるとの事でしたので、妻が使っている包丁2丁と、内刃にやすりを当ててしまい全く切れなくなった裁縫はさみ1丁の計4丁を研いで貰いました。 結果に大満足でしたので皆様にもご紹介します。
 
お世話になったのは、北海道札幌市の (株)丁研さん。砥石では無く機械で研いでおられるそうです。わざわざ札幌まで送らなくても・・・とも思ったのですが、私の家の近隣には思い当たる業者さんが見つからなかったのです。 築地や合羽橋の包丁屋さんに持って行けば、研いでもらえるとは思うのですが、安物の包丁なので気が引け、料金もかさむと思い丁研さんに依頼した次第です。
 
札幌までだと送料がかかる・・と思うのですが、便利な郵便局のシステムも紹介して貰えました。
郵便局かコンビニで、写真の様な「レターパックライト」・・・と言うA4サイズ位の封筒を350円で買ってきます。この中に制限内(厚さ3cm、重さ4Kg以内)なら何本でも入れて送れるのです。 うまく詰めれば8本~10本位は軽く入ると思います。 この封筒をポストに投函すれば送れます。
 
研ぎ賃ですが、包丁が@700円、ゾーリンゲンの両刃パンナイフが@800円、裁縫はさみが@850円でした。 代金の支払いは事後となります。包丁が磨かれて送り返されると、封筒の中に請求書が入っていますので、郵便局で120円の手数料(自分でATM操作なら80円)で振り込めます。 宅急便の着払いと比べると随分安くすみます。
 
PS: 先の記事でニコンカメラ  Coolpix P510 のズームレンズが撮影中に勝手に伸びきる 現象の修理結果ですが、症状再現せずで戻って来ました。 現象を再現させるのも技術力なのですが、少しいじって症状が出ないと即「再現せず」で返品されます。 結果的にユーザーは不便なまま騙し騙し使うことを強いられます。 日本の技術力はすごいとか言われていますが、個人的にはどの会社も結構落ちていると思います。
 
  

ニコンのカメラ COOLPIX P510       2013年4月28日UP
 
 
COOLPIX P510.jpg交換レンズ式の高級デジカメにはレンズの明るさで劣るものの、軽さ、写真の明るさ、42倍の光学ズーム、画素数16M、高速連写機能等々と非常に満足している愛用のカメラですが、 
  
頻度はすくないものの、購入直後よりズームレンズが勝手に動きだしMAXまで伸びて、その後全てのボタン操作ができなくなる現象が発生していました。
 
対策としてはただ一つ、バッテリーを一度抜いて挿しなおす ・・・  PCで言えば再起動??? ・・・で復活させていました。昨年行ったフランス旅行中や最近行ったシンガポール旅行中にも発生し困った為、保証期間が切れる前に修理に出すことにしました。
 
問題は、症状が常に出るわけでは無く、異常なし・・・で戻ってきてしまう可能性が高いことです。 でもダメもとで1週間ほど前に修理に出しました。 ニコンから未だ何も連絡は有りませんが、今すぐに使う予定が無いためじっくり待つつもりです。
 
息子が数年前の初月給で妻に買ってくれた COOLPIX S600 でもZOOMボタンが操作できなくなったことが有り修理に出したことがあります。ニコンのカメラは未だ2台目ですが、ズーム機能で悩まされているのは私だけなのでしょうか?
 
修理が完了したら又レポートします。
P510 のズームレンズがどれだけの性能なのかを表す写真を紹介します。下の写真の撮影場所は同じ(シンガポール Marina Bay Sands Hotel の屋上から撮影)しかも三脚は使っていません。すべて手持ち撮影です。ズームもすごいですが手振れ補正の性能も中々のものです。
 
DSCN2117.JPGDSCN2117x.JPGDSCN2235.JPG
  
   


携帯電話の修理              2013年1月19日UP
 
 
3年前に購入した富士通のFOMA携帯、F-03B(写真)のボタン操作が直ぐに出来ない現象が多発し、先日修理に出して昨日戻って来ましたので感じたことをレポートします。
 
不具合の現象は、開閉ボタンを押して電話を開き、ボタンを押すとすぐ使えていたのが、数か月前より1分位待つか、開閉を数回繰り返して、かなり時間が経たないと押しボタンが反応しないという現象が多発しました。 一度正常に戻ってしまうと普通にボタンが押せるようになるのですが、数時間操作しないで放置した後にこの現象が多発しました。
 
近くのドコモショップに行き、説明した最初の担当者が症状を確認してくれたのですが、その後、受付窓口に進んで説明したときには正常に復帰していて再発しなくなっていました。 メーカーの修理記録を見ると「お客様のお申し出内容の確認ならびに故障原因の究明に努めましたが、確認できませんでした。念のため、基板交換を実施しております。」との内容でした。工場修理時点で症状の確認が出来なかったが、念のために操作ボタンを含む基板交換、フロントとリアーのケース交換もした・・・との事で2台のカメラを含めほぼ新品の状態で戻って来ました。 購入後3年以内でしたので修理代は無料でした。
 DSCN1998m.jpg
ドコモショップでの所要時間は、修理に出す時も受け取る時も、待ち1時間+受付1時間強でした。私の行ったお店は、受付窓口が16、客を待たせる椅子が20脚前後用意された大きめのお店でしたが、毎回ほぼ満席状態でした。何故、そんなに人手と時間がかかっているのか疑問に感じていましたが、自分の携帯修理のやり取りを通じて、妙に納得してしまいました。
 
兎に角、携帯の修理手続きは面倒なのです。特に、付加機能の一つ、お財布携帯の手間が、本体の通常機能(アドレス帳、メモ、メールデーター、iモードのブックマーク、画面メモ、iアプリのソフト、購入して愛用している着信音データー等々)以上に時間がかかりました。お財布携帯機能を着けないiPhoneの戦略に納得です。 携帯電話をかなり使いこなしている私ですらIDやら暗証番号のやり取りで大変な思いをしましたので、妻のように全て人任せのユーザーが窓口に行ったら更に大変なやり取りになり、所要時間がもっと増えると思われます。
 
因みに私の場合使っているお財布携帯のICカードは、ナナコ、エディー、モバイルSuica、JAL、ANAの5つですが、それぞれについて窓口でIDと暗証番号の入力を要求されます。 入力できないと各サービスのサーバーへのデーター移行ができず、残金が消滅してしまうのです。修理完了後の携帯にお金を戻す際にも同じIDと暗証番号の入力が必要になります。
 
お財布携帯以外の通常機能に関しては、ドコモショップに全てお任せできます。 特に修理品引き取りの際にはいつCDにバックアップしたデーターを使うのかな?と思っていると、それを使わずいつの間にか全てのデーターが携帯に戻っていました。 お店のサーバーにデーターが保管されていた様です。  購入時に決めた数字4桁の「ネットワーク暗証番号」と「本人確認書類(運転免許証等)」は修理手続きの冒頭に必要です。
 
もう一つの課題: 携帯端末情報(UIM?)が基板交換で変わってしまったため、それを使って本人認証をしているWEB機能(So-net Webメール等)の復元には、携帯端末情報の削除と新規登録が必要になります。JALのタッチ&ゴーで使うICポケットアプリだけが今の所、修理前の状況から変わってしまっており、来週にでもJALに問い合わせる予定です。色々と面倒なものですね。
 
それにしても、ドコモショップに居るスタッフの数、カウンターに16人、フロアーに5~6人、バックヤードに?人・・・と、彼らの人件費が妙に気になりました。 スタッフの数を減らせば客の待ち時間がさらに増え、苦情となり、他社に客が流れる・・・他人事ながら大変な業界で、携帯やスマホの月額費用が下がらない理由が分かった様な気がします。 それにしてもドコモさん、人件費を湯水のごとく投入して、よく赤字にならないものだと不思議に感じました。もしかしてスタッフの方は全て非正規雇用なのかもしれません。

 

その後のすご録 修理プロジェクト     2012年12月19日UP
 
 
類似のDVDレコーダー(2006年製RDZ-D77A)を保有しておられる方から、同機の電源ボードを譲って頂けることになったばかりか、ご親切に基盤取替もしていただき、本日正常に動作するようになりました。 感謝です!!
 
直ったDVDレコーダーを持ち帰った時の妻の一言は 「新しいのを買う前に直せば余計な買い物をしなくて済んだのに・・・」 でした。 とは言いいながら、嬉しそうに見逃した韓国ドラマを楽しんでいました。 壊した私が悪いのですが、素直に 「ありがとう」 の一言が聞きたかった!
   
  ーーー 追記 ーーー 
 
上記、あたかも電源ボード交換で治ったかの様にサラっと書いたのですが、
実は大変だったのです。Mさん当日は本当にお手数をおかけしました。
 
先ずRDZ-D77側で、電源ボードを取出し私の電源ボードを入れてみたところ、不思議なことに動くのです。え、では電源ボードは壊れていない? 更に私のハードディスクを入れてみた所、此れもまた動きました。私の側のハードディスクも電源ボードも壊れていなかった様です。
 
狐につままれた様な状態で、今度は私のスゴ録側で、RDZ-D77Aの電源ボードと私のハードディスクを入れてみたところ、動かない・・・RDZ-D77Aのハードディスクに差し替えたところ電源は入ったようですがハードディスクを認識しない状態・・・更にハードディスクを私のものと入れ替えたところ、今度は私のスゴ録も動くようになったのです。
 
推測ですが、我が家の電源コンセント・ショート事件でサージ電流が流れ、私のスゴ録側のハードディスクで何らかの危険回避のための保護回避プログラムが作動し、電源ボード回路とハードディスク双方をロック・・・RDZ-D77A側で、正常なハードディスクの状態にロックされた私の電源ボードを挿して通電することにより私の電源ボードのロックが解除された。その状態に私のハードディスクを挿すことにより私のハードディスク側のロックも解除された。
 
私のスゴ録側では、RDZ-D77Aの電源ボードとRDZ-D77Aのハードディスクを挿すことにより通電に成功・・・その状態にロック解除された私のハードディスクを戻す事により修復成功・・・と考えると納得ができますが真実は不明のままです・・・
 


YAMAHA JOG のバッテリー交換  2012年12月18日UP
 
 

妻愛用のファミリーバイクのバッテリーが上がってしまい、進路変更する際に、ウインカーが点かず、手信号で運転していると聞き、バッテリー交換をトライしてみました。
 
TORX.jpg最初に困ったのは、トルクスドライバーなる専用工具が無いとボディーカバーやバッテリー格納ボックスを取り外せなかったこと。ホームセンターに買いに行ったもののサイズが何種類かあって出直すのも面倒なので写真の万能サイズのセットを買ってきました。1本だけなら数百円で済んだのですが、千数百円したと思います。後で分かったことですが、我が家のヤマハJOG の場合は、T25Hサイズのトルクスドライバー1本だけで事足りたようです。
 
1 jog gaikan.JPG2 cover hazushigo.JPG3 nejiwo hazusu.JPG4 hipparidasu.JPG4a hipparidasu.JPG2a cover hikake.JPG 
ネジ2本を外して左側のボディーカバーを外し(L型フック構造なので車体の後ろ方向に引っ張り上げて外す)、ネジ2本で止まっているバッテリーを取出してメーカー名とバッテリー名を確認。写真の緑矢印の白いコネクターを外せばバッテリーは取り出せます。一旦、バッテリーを元に戻し、ネットで新品のバッテリーを探しました。
 
GS_YUASA.jpgバイクに付いていたのは GS YUASA GT4B-5 なるシールド型 バイク用バッテリーだったので [ 液入充電済 ] の同じものを Amazon で ¥ 5,604 で購入しました。
 
取り換え完了後のバッテリーは絶好調です。これまで苦労していた右左折が苦にならなくなった。やっぱりウインカーは大事だね・・・と妻の弁。 尚、回らなかったセルモーターも押しボタン一つで回るようになったのですが、ガリガリガリっと妙な音がするからキックする・・・と未だにキックしてエンジンを始動しているようです。バッテリーは元気になったものの他の部品も寿命が来ているようで、バイクの買い替え時期のようです。
 
古いバッテリーは YellowHat に持って行き、無料でリサイクル引取をしてもらいました。
 
 
 


すご録 修理プロジェクト    2012年12月16日UP
 
 
先日、壁面収納家具を設置するときに私のケアレスミスで電源コンセントをショートしてしまい、我が家のブレーカーを落としてしまいました。ブレーカーを元に戻したもののショートしたコンセントと同じ系統のコンセントに接続し電源が入っていたDVDレコーダー(2005年製某社RDZ-D90)が「電源が入らない」症状となってしまったのです。
 
メーカーのサービス拠点に持ち込んで修理見積を依頼したところ「定額修理対象機器になっているのでヒューズ1本取り換えるだけでも24,150円かかります」と言われ、「そんな金額だと修理しないと宣言しているに等しいではないか?」「部品だけ又は電源マウント基盤の取り寄せはやってくれるのか?」「はい、でも残念ながら在庫が無いようです。。。」といったやり取りの後、自分で修理することを決意し持ち帰りました。
 
道具は半田鏝とアナログテスター、それにドライバーしか無いが何とかなるか? 先ず、天板を外し、電源コンセントの付いた電源ボードを取り出すことにした。 ビス4本で止まっているハードディスクをどかし、電源ボードに刺さっているコネクター5個を引っこ抜くと電源ボード取り外しに成功(下の写真)。
 
 DSCN4142.JPGDSCN4145.JPG
 
真っ先にヒューズ3個を発見し,テスターで導通テストをしたところ、残念、全員元気でした。回路図が無いが多分ブリキ板に張り付けられているパワートランジスターが怪しいので、順次取り外して調べてみるつもりです。進展が有りましたら後ほど報告します。
 
それにしても。壊れたら捨ててください・・・と言わんばかりのメーカー対応って困ったものです。私が現役の頃は、部品代(数十円~数百円)+技術料(数千円)が修理の相場だったのですが・・・世知辛い世の中になったものです。
 
持ち帰った当日、速攻で大手量販店に行き、最新のブルーレーディスクレコーダーを4万円で購入し設置したので、今の所、妻からのクレームは無く、ゆっくり修理するつもりです。

 
 


コメント(2) 

iPad2 [体験談]


 
―――――――――――――――――――――――――――――――  
iPad Stand のその後 
            2013年11月1日UP

 
 
今年の7月末購入した Sanwa の iPad Stand 100-MR051 ですが、使用開始3か月程でスタンドの付け根がぐらぐらし始めました。安定感が悪いので壊す覚悟で修理に挑んでみました。
 
作業工程を下の写真で示しますが、スタンドの首部分を締め付けているネジが緩んでいるようです。そのネジは、iPad Hold 用のアーム部分を取り外すと出て来ました。アームを外すには先ず中央の丸い目隠し板を外す必要がありますが、実にしっかり接着されており破壊しました。目隠し板の裏側に白ネジ3本でアームとネック部分は固定されていました。
 
zDSCN3220.jpgzDSCN3222.jpgzDSCN3224.jpgzDSCN3225.jpgzDSCN3226.jpgzDSCN3227.jpgzDSCN4452.jpgzDSCN4453.jpgzDSCN4454.jpgzDSCN4456.jpgzDSCN4458.jpgzDSCN4462.jpg
 
アームを外すとネック部の真ん中に黒いネジが現れ、これが緩んでいたのがぐらぐらの原因でした。破壊した目隠し板が残った部分はバリが残りiPadの裏面を傷つけるのでヤスリでフラットにした上でガムテープを貼っておしまいにしました。見た目は悪くなりましたが再び新品状態の操作感がもどり満足しています。2,980円で買い換えることが出来るのですが物を大事にする心が大事かと・・・
 
ネジが緩んだ原因は、iPad の反時計向きの回転が原因の様な気がします。値段相応のつくりなのかもしれません。 
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――――
  
Neo FileTimeChange
            2013年10月25日
 
 
camera connection kit.jpgカメラで撮影した沢山の画像をiPad2に取り込むとき、私は、写真の Apple 純正アクセサリー Camera Connection Kit 付属SDカードアダプター (SDHCカード対応) 、を使っています。 
 
このとき、1台のカメラからの画像だけなら問題ないのですが、複数のカメラの画像を取り込んだ場合、写真の並び順が不規則に変わってしまいます。事前にPCでファイル名を変えてファイル名順に並ぶ加工をして取り込んでも不規則のままです。現時点でのiPad はファイル名を参照していないようです。(知らなかった~~~)
 
ネットで調べると同様の問題をかかえておられる方々が居て、Neo FileTimeChange (下の写真) と言うソフトで撮影日時やファイルの作成日時を変更すれば解決することを知りました。 
 
早速入手して使ってみると、数百枚のJPG画像の撮影日時、作成日時、更新日時、アクセス日時等を一気に希望日時に変更してくれます。初めて使うときもウィザードで案内してくれてとても便利です。未だ試していませんが時差の変更にも対応しています。 
 
お陰で iPadの中の写真が希望の並びになり、娘の結婚式の写真などをストレスなく、好きな音楽付きのフォトスタンドの様にスライドショーで楽しむことが出来るようになりました。
zNeo FileTimeChange pic.jpg 
実は、フランスでの娘の結婚式の写真は、私のカメラ、息子のカメラ、妻のカメラ、プロカメラマン2人のカメラからの画像があり、特に息子のカメラだけ、時差の変更設定を忘れて日本時間になっていたのです。各JPG画像のファイル名を変えてファイル名順に並び替えようと言うのは、一般ユーザーにとって自然な流れだと思います。 でもせっかく苦労して並び替えてもiPad は無視しているのです。
 
本来はApple側で対策をとってくれると嬉しいのですが、今の所外部ソフトの力を借りるしかないようです。尚この現象はMac PCでは起きておらずiPad に取り込んだ時にだけ発生する問題のようです。
 
ご参考まで・・・
 
―――――――――――――――――――――――――――――――  
iPad Stand (Sanwa 100-MR051)    2013年7月26日
 

DSCN2791.JPGDSCN2790.JPG 
 
フランスに旅立った娘との交信に iPad で Skype を使っているのですが、毎回1時間超の交信にスタンドが欲しくなり Amazon(2,980 円)で買ってみました。 360°は無理ですがが、ほぼ自由な首振りができます。着脱がやや面倒ですが最近は慣れました。
 
これ迄スカイプをするときは、会社を退職するときに頂いた感謝状のプラスチック置台の溝にiPadを挿してスタンド代わりにしていたのですが、これでスタンドの位置に顔を合わせ、窮屈な姿勢で長時間我慢する必要が無くなりました。
 
更に、将棋ゲームをするときにもほぼ水平になってくれますので将棋盤上で駒を動かす雰囲気がでてグッドです。また、ゴルフの練習場に持ち込み、iPad の Camera Stand としても使えます。数百円で買ったスイング解析アプリで自分のクラブのスイングプレーン状態を確認できます。 スイング解析用に欲しかったカシオの数万円のカメラよりも大画面でスイング確認ができます。
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――――  
4,800円 プリンターのその後   2013年7月26日

 
 
用紙が少なくなってくると紙を巻き込むくせが有るため、用紙は常にたっぷり装填するようにし騙しだまし使っている状態に変わりは有りませんが、今の所問題なく使えています。
 
HP ink.jpgインクが無くなりましたので交換しました。純正品の4色パック CR281AA が 3,227 円もしたので、写真のICチップ付き互換インク、 HP178XL互換4色セット増量タイプ (1,500円) を試していますが、今の所問題なく動作しています。 
  
装着直後にプリンターに警告「純正品以外のインクが装着されました」が出たのと、文章中の写真部分の印刷が若干色にじみを起こしていましたが、自動調整機能が整えてくれたようで、ほっといたらきれいな印刷状態になっていました。インクの残量表示もきちんと出ています。
 
今日現在の Amazon でのプリンター価格(配送料無料)は
HP Deskjet 3520 AirPrint 無線 A4 複合機 CX052C#ABJ ¥ 3,563 ・・・と成っています。誰かが安い互換インクを供給してくれる限り、超お買い得プリンターだと思います。
 
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――――  
4,800円のプリンター
     2013年3月26日UP

 
 
地図やメール等、出かけるときにiPadから直接プリントをしたくなる機会が増え、Appleの AirPrint対応WiFiプリンターを探していたところ、写真のHP3520を見つけ先月末に購入してみました。
 
HP3520.JPGウサギは我が家にあったものでおまけではありません。大きさは奥行29.8 x幅 44 x 高さ14.4 cmとアップライトピアノの上の狭い場所にスッキリおさまっています。電源内蔵でコンセントへはACコードのみで邪魔になりません。消費電力も稼働時:13.4W、待機時:2.7W、省電力スリープモード時:0.7W とエコ設計です。
 
価格ですが、何と本体+インクセット込みでたったの4800円だったのです。Amazonで買ったので送料も無料です。プリンターをただ同然の価格で売り、その後にインクで稼ぐ商法だとは思いますが、それにしても安すぎます。怪しい・・・きっと何かある・・・でもどんなものか使ってみたい・・・一応名の通ったブランド品だし・・・と、いつもの好奇心が疼き、息子に反対されながら買ってみました。
 
先ずはWiFi接続の既存ノートPCにUSB接続でプリンターを直結して、ドライバーをインストールし、テスト印刷。当然A4用紙を1枚のみ用紙トレーにさした状態です。印刷開始、直後からいやな音がして、見事に用紙が詰まってしまいました。紙の枚数を数枚に増やしてみても同じ結果で、20枚以上は詰まらしたと思います。 やっぱり安い理由はこう言う事か?・・・と思いつつ、紙の枚数を増やし5~6mmの厚さにして用紙トレーに挿した所、詰まらないでOK。両面印刷もちゃんとできるようになりました。
 
どうやら、用紙が少ないと、紙を抑えて引き込むゴムローラーが左右均等の圧力で引き込まず、歪に片側を優先して引き込んで紙詰まりの原因になっている様です。今日現在、用紙の厚みは3mm程になっていますが、快適に印刷出来ており、2mm程度になったら、用紙を補充して6mm程度の厚さにしてみるつもりです。
 
因みに、WEBでダウンロードした取扱説明書には、用紙トレイの給紙枚数: 普通紙(80g/㎡) : 最高50枚 ・・・となっています。写真やはがき、封筒印刷もできると書いてありますが、今のところ、とてもトライする気になれません。 取説には、問題解決法として、「紙詰まりの解消」・・・なる項目が3ページほど書かれていますので、紙詰まりが多いのは設計品質でだましだまし使うしか、しかたないのかもしれません。
 
設置後、紙詰まりは何回かありましたが、その後の1か月間は一度も詰まっていません。 但し、インクが無くなった時に、愛用のキャノン・プリンターより高額な場合、捨てる・・・のも選択肢の一つです。 その際には、又レポートします。 尚、今日現在の本体価格はAmazonで4,745円となっています。
 
  
―――――――――――――――――――――――――――――――  
お気に入りのアプリ2点   2013年1月10日UP
 
 
Puffin Web Browser
 
puffine icon.jpgiPadとiPhoneの両方に対応しているAppです。Apple製品でInstallを禁止しているFlash Playerが快適に表示できます。 私のブログの「ペソギン・ジャンプ」も少し動きがぎこちないですが表示できています。 検索や表示スピードもiPad標準搭載のSafariより速い気がします。Appleストアからゲットできます。無料版が有り試して気に入ったので、有料版(250円)を購入しました。
 
詳しい内容は https://itunes.apple.com/jp/app/puffin-web-browser/id406239138?mt=8 をご覧ください。
 
最速の JavaScript エンジン搭載とも記載されているのですが、愛用のFXチャート http://www.fxstreet.com/rates-charts/forex-charts/ は今の所表示してくれません。 どなたか情報があればご教授ください。
 
 
GoodReader
 
GoodReader icon.jpgiPadでPDFファイルをマネージするAppです。このAppをInstallしておくと、Safariで検索し表示したPDFファイルにタッチすると、画面上部に ”GoodReaderで開く” ボタン が現れ、ボタンにタッチすると自動的にそのPDFファイルはGoodReaderに取り込まれ保存されます。
 
旅行前に、パリの地下鉄や鉄道マップ、カメラの取説等々をしこたまゲットして活用しました。 地下鉄地図などは普通文字が小さくて見づらいのですが、iPadの大きい画面で指二本で拡大でき重宝しましました。Appleストアから450円でゲットできます。PDFファイルにメモ書きも加えられます。 残念ながらPuffinからは今の所取り込めるようにはなっておりません。
 
WindowsPCでゲットしたPDFファイルもWi-Fi経由でGoodReaderに取り込めます。
 
やり方はチョットマニアックになりますが以下の手順です:
 
1)先ずiPadのGoodReaderアイコンにタッチしてAppを開く
 
2)PDFファイルが開かれている場合は画面にタッチして画面の上と下にINDEXを表示させ、
  画面左上のMyDocumentsをクリック(いやタッチ)してトップページに戻る
   GR top.JPG
3)上の写真がトップページです。右下のカメラと錨アイコンの間にあるアンテナマーク(赤○)にタッチ
  wFTransfer1.JPG
4)上のWifi-Transfer画面がポップアップしてくるので、この状態でiPad側の準備は完了です。 
  下の写真は上を拡大したものです。IP-address:右側の青文字部分の文字と数値を後で使います。
  wFTransfer2.JPG
5)次にWindowsPC側からiPadのIP・Address(個人情報なので数値は消してありますが・・・)
  の接続設定をします。
  network drive wariate.jpg
6)私の場合Windows7ですが、手順は、画面左下のWindowsアイコンを左クリック ⇒コンピューターに
  ポインターを合せて右クリック ⇒ネットワークドライブの割り当てを左クリックすると上の画面があらわれるので
  ⇒フォルダー欄にiPadのIP Addressを正確に書き写して下の完了ボタンを押すと接続が完了し、下のフォルダーが
  現れます  
  PCgamen.JPG
  ⇒その中の MyDocumentsフォルダーの中にiPadで使いたいPDFファイルを引っ張ってきて
  投げ込みます(配置する・・・というのが正しいのでしょうか?)
  ⇒以上でGoodReaderの中に必要なPDFファイルはパソコンから転送されました。
 
  iPad側のGoodReaderファイルの中で不要なドキュメンツの削除や、フォルーダーの整理も
  PC側のこの画面で出来ます。その結果はGoodReaderファイルに反映されます。

7)Wifi-Transferの切断は GoodReader側の Wifi-Transfer
  Stopボタンを押します。

英文ですが、詳細なマニュアルが http://www.goodiware.com/goodreader.html に有ります。
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――――  
文字化け対策           2013年1月7日UP
 
 
iPadからWindowsPCユーザー宛てにメールを送った際に、文字化けすることがあります。各人のエンコード設定の状態によって文字化けしたり、しなかったりしているようです。
 
今頃知ったの?と言われそうですが、対策としてiPadメールの本文又は署名に一文字だけ絵文字を入れておくと文字化け問題は解消します。  ご参考まで・・・
  
――――――――――――――――――――――――――――――― 
ホテルででWiFi      2012年4月3日UP
 
 
logitec kit.JPG私のiPadは3Gも4Gも付いていないWiFiのみの機種のため旅先ですこし不便を感じることがあります。  
 
偶々4月10日から3泊する予定の大阪のホテルが有線LANのみの環境なので、LANポートを持っていないiPadを持ち込んでも使えません。 対策として左の写真のLogitec小型無線LANルーター( LAN-W150N/RIPS 幅70mm×奥行56mm×高さ13mm、重さ:40g ) を2500円弱で買ってみました。 
  
小型ながらホテルの有線LANポートをWiFiのアクセスポイントに変えてくれます。 セキュリティーもWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEP(128/64bit)を装備しており万全です。
 
電源は付属のACアダプターの他にiPad2付属のACアダプター(写真:白)からでも「 USB A ~ USB mini-B ケーブル(写真の黒いケーブル)」で給電できます。
 
自宅の無線LANルーターのLANポートに繋ぎテストしてみましたが電界強度 (?) はばっちりでした。 これでホテル滞在中も快適にiPad2で遊べます。いやメールや調べものが出来ます。
 
私は未だスマートホンを使っていませんが、スマホユーザーの現役の皆さんは多分既にこんな使い方をしていたのでしょうね。お互いにWiFi経由だと一晩中愛する人と話していてもたぶん電話代不要ですから。。。
 
写真はiPad2の上に無線LANルーター、USB A ~ USB mini-B ケーブルとiPad2のACアダプター、イーサネットケーブルを置いた状態です。
 
logitec.jpg 
 
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――― 
iPad2携帯用BAG   2012年4月3日UP
 
 
ちょっとした車での外出時にはスマートカバーを付けただけで裸で持ち歩くのですが、このスマートカバー優れものです。iPad側とSmartCover側にマグネットが埋め込まれており、引っ張れば簡単に外せ、取り付けるときも大雑把に被せると、きちんと操作面にくっつきiPadをスリープ状態にしてくれます。流石に妻が上下逆に被せて放置していた時には耳の部分がブラブラとしておりiPadもスリープ状態になっておりませんでしたが。。。
 
もう一つ発見があります。 車で助手席にiPadを置いて移動する際、裏がつるつる
なので自然と逆さに置いたのですが、SmartCover側を座席側にして置いておくと多少の急ブレーキでも滑り落ちませんでした。
 
前置きが長くなりましたが、iPad2を持ち歩くときに便利なバッグを2品紹介します。
 
 
①先ずは下の写真の、息子から貰ったナップサック。
近場に散歩に出かけるときに愛用しています。
 
napzac.jpg 
 
  
長所: 肩に引っかけたり、背中にしょったり出来、 
    かつ邪魔になった時に折りたたんでポケットに入れられ実に便利です。 
 
短所: 紐が解けたり切れると大事な玩具が壊れます。 
    また階段の金属製の手摺にぶつけると「カキーン」と金属音がでてしまい多少危険です。
 
 
②次は、最近楽天ショップで買ったミニブリーフケース。
近々大阪に墓参り旅行を予定しており、その時用に買いました。
 
carry bag.jpg

mini bag.JPG
 
 
inner bag.jpg
 
  
長所: iPad2にピッタリのPC用インナーバッグが付いており、 
    折りたたみ傘や身の回りのものも一緒に持ち運べます。 
    肩掛けベルトが付属しているのと、裏にキャリーバッグ用の引っかけベルトが付いており 
    一緒に転がして運べます。
 
短所: 中国製でファスナーのコーナーリングが悪かったり多少作りが粗い。 
    軽量とうたっているが少し重い。
 
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――― 
その後のiPad2      2012年4月3日UP
 
 
Appleからより高速で高画質なiPadが発売され「半年買うのが早すぎたか?」

 

との思いも少しはありますが、今の所我が家では先代のiPad2で満足しております。
 
iPad2 face.JPG主な用途は、 
 
 
・メール
・ちょっとした調べものやネットショッピング
・地図
・スケジュール管理
・メモ帳の代わり
・ゲーム機(ゴルフ、将棋、数独、フィッシングキング、麻雀、上海など)
・たまに東京に住んでいる娘とのSkypeテレビ電話
 
等々です。 
 
特にゲームには妻が興味を示し韓国ドラマに飽きたら「それ貸して」っと取
り上げられ、上海ゲームや麻雀をバッテリーが空になるまでやっております。
 
JavaやFlashのアプリが使えないのが残念ですが、WindowsPCを立ち
上げる回数が最近減ってきております。
 
  
 

――――――――――――――――――――――――――――――― 
公衆無線LAN  by iPad2  2012年1月27日UP 
 
 
Apple社の直販サイトから購入時に「ソフトバンクのWi-Fiスポットを2年間限定で無料で使えるサービス」が付いていたので申し込んでいました。
 
使えるのは;
・BBモバイルポイント(mobilepoint
・ソフトバンクWi-Fiスポット(0001softbankFON
の3つのアクセスポイントです。 使うためのIDとパスワードは携帯電話から利用登録をすることにより簡単に入手できました。
 
街中でどの程度使えるものかiPad2を持ち出してテストしてみました。家の外で使うとなると喫茶店や食事の合間での使用が考えられますが、スターバックス、珈琲館、スパゲティー屋さん、マクドナルド、駅の改札付近、駅のバスセンター等からスムーズにインターネットに入れます。 他にも空港や駐車場、ガソリンスタンド、ソフトバンクショップ等でも使え、此れからは重いPCを持ち歩く必要が無いと思われます。
 
使い方は一度覚えると簡単で
1)iPad2のHOME画面→設定→WiFiの順に進み、ネットワーク選択画面に上記アクセスポイントのうちの何れかが現れるのを待つ
2)電波の強い上記アクセスポイントが現れたら。それを選択し現れる認証画面に携帯電話で先に入手したIDとパスワードを入力するとインターネットに入れます。 認証画面が現れない場合は、HOMEボタンを押し→Safari(iPadのブラウザー)を起動すると現れます。
 
2年経過後はこのサービスが使えなくなり、延長契約も許されないようですので、無料のFREE SPOTなり有料のサービスを契約する必要があります。 因みにSo-net経由でBBモバイルやHOT SPOTを契約する場合は月額380円ほど必要の様ですので、今回の2年間無料サービスは380x24=9120円お得のようです。
 
まだまだWiFi電波空白地帯は多く、ビジネスで使うには携帯通信ができ何時でも何処でも使える”WiFi+3Gモデル”の方がが良いのでしょうが、3G付きのモデルは毎年コンスタントに5~6万円をソフトバンクに支払うことになります。 因みに2年縛りでその条件を受け入れれば、今ならiPad2(16GB)モデル端末が無料で入手できますが、小生の様な暇な人間には3G無しで充分です。
 
公衆無線LANは、セキュリティーが悪いと聞きます。 街中や空港等で通信中に何時誰に電波を覗かれているかも知れません。 クレジットカードを使った買い物や、銀行との通信、その他秘密厳守の通信はやはり自宅に帰り、iPad2とは別の専用端末でやった方がベターかと思われます。
 
 
ソフトバンクWi-FiスポットMAP
http://mb.softbank.jp/mb/service_area/sws/gps/
 
HOT-SPOT HOME
http://www.hotspot.ne.jp/
 
FREESPOT HOME
http://freespot.com/
 
以上、 iPad2の購入を検討中の皆さんの参考になれば幸いです。

 
 

――――――――――――――――――――――――――――――― 
Apple iPad2          2011年12月28日UP
 

DSCN2976.JPG7年ほど前に購入し愛用していたソニーVAIO PCG-V505G/Bが起動しなくなり、毎回システムの復元のお世話になる状態となったため、iPad2 WiFiモデルをクリスマスイブに届くように買って見ました(写真:ブルーのSmartCoverは別途購入)。

本体の付属品はACアダプターと接続コードのみで、取説は、電源やホームボタン等の位置を記した小さな紙が一枚のみでした(左の写真でiPad2 の写真のもの)。 裏を読むと
 
ようこそiPadへ、まず、iPadのオン・オフボタンを数秒間押したままにします。それから、画面に表示される指示
に従ってiPadを設定してください。。。とあり、更に詳しく知るにはAppleホームページにアクセスしてください。。。とサラット書いてあります。

  
さて小生、最初の電源ボタン長押しから先に進めず困った。
クリスマスのオードブルやシャンパンを口に入れてからもう一度電源ボタン長押し
を試みたところ、画面上部に赤矢印と共に電源オフの文字が出てきた。赤矢印に沿って指先でなぞると電源が落ちたので、ここでやっと数年前に使っていたAppleの直観的操作方法を思い出した。最初の電源長押しの際には画面下部に”白矢印”と”設定の各国語表示”が出ていたのだが、この”矢印”をなぞる常識を持ち合わせていなかったのだ。

電源ボタン長押し→Appleのロゴが画面に現れるのを確認→しばらくすると画面下部に設定の矢印が現れたので、躊躇無く指でなぞると、ようやく設定が開始できました。何とここまでの消費時間約1時間。 Appleユーザーには、ださっ!と言われそうだが、もう一寸説明書きが欲しいものだ!

どんな順番で設定したのかよく覚えていないが、一番大変だったのがWiFi設定でした。
我が家のWiFi (無線LAN) はAOSSなる自動接続をしている為、暗号キーが50文字以上と長いのだ、最新の
WiFiターミナルはiPad2とAOSS接続が出来る様なのだが我が家のターミナルは未対応のようだ。 SDカードアダプターも購入しているので文字列をSDカードで移そうとも思ったが我慢して全部手で打ち込んだ。途中妻が「何をぶつぶつ言っているの」と声をかけて来たが、横で見ていた娘が「今お父さんに話しかけちゃ駄目」と遮ってくれ助かった。 何とか無事に一発合格できた!!!

未だ一週間未満で全ての機能を使いこなせていないが、使ってみての満足度は今の所 90点と言ったところです。 電源ボタン長押し後の起動時間は今の所 30秒程度です。 バッテリーも本当に10時間位はもちます。 但しWindowsのI/Eで普通に使えるFlashやJavaが使えないのは残念である。 時々刻々と変わる為替の一目均衡グラフが表示できないので趣味のFX Tradeができない。

ネット通販やレンタルへのポータルサービスとしてITunes,VideoStore,Newsstand,AppStore,GameCenterといった豊富なセールスツールが用意されており数十円~数千円で購入できる。 勿論無料版もそこそこ有るが。。。 端末を5~6万円で売り、販売後はサービスで稼ぐ実に憎いビジネスモデルだ。


コメント(4) 

大腸癌体験記7 [大腸癌体験記]

← 大腸癌体験記6へ                         大腸癌体験記8へ→
 
―――――――――――――――――――――――――――――

ステージ IV 大腸癌 4年生のエピソード版です。随時追加していきます。

2011年3月8日にS字結腸癌原発巣の摘出オペ、その10ヶ月後の2012年1月24日に腫瘍マーカーCEA値が急上昇、肝臓と肺に転移が確認され、4月26日に肝臓を16%部分切除、6月5日に肺の部分切除オペを受けました。 現在転移第三波の大腸がん細胞が両肺に多数棲みついており手術不可、IRIS+AVASTIN療法なる2次化学療法を10か月間と mFOLFOX6 + AVASTIN 療法を5か月間うけましたが効果が無く、左鎖骨下にも転移し、CEA値が10~47へ急上昇を始めたため、2014年3月19日から FOLFIRI ( IRINOTECAN + 5FU) + AVASTIN  療法に切り替えて治療することになりました。 
 
 もうすこし詳しい全体像は体験記サマリーに纏めてあります。 
 初めて記事を読んで頂く方は 下の Summary ボタンからお進みください

 
 
 
 
Summary  
 
 ―――――――――――――――――――――――――――――

niwatori_L.JPG
                大腸癌体験記1へ


―――――――――――――――――――――――――――――  
娘がフランスに帰って行きました     
2013年10月6日UP

 
 
先週水曜日に旦那様がフランス側で動いてくれたのが効いたのか、翌日の木曜日に急遽、1年間の長期滞在VISAが大使館から交付されました。日本側のお役所手続きや携帯電話の解約、電気ガス水道の解約、航空券の手配を大急ぎでして、今朝 6:10 羽田発の 大韓航空 インチョン経由便で、愛する旦那様のもとにいそいそと帰って行きました。
 
VISAは、今後フランスの移民局(OFII?) で定期的に手続きをすれば、現地で更新が出来る様です。通常1週間でおりるVISAが何故今回2週間強もかかったのかは未だに謎です。単純に誰かが処理を忘れていたのかも知れません。
  
zDSC_3590wb.jpgzDSC_3598wb.jpg
 
 
写真は昨夜の食事会と今朝羽田空港で娘を見送ったときのものです。チェックイン開始が今朝の4:10だったので3:30に家族全員で自宅を出発。車は行き帰りとも息子が運転してくれました。娘は徹夜で出発準備をしたようです。
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――  
11コース目後半のIRIS+AVASTIN療法 2013年10
月2日UP
 
 
今日、主治医の診察と治療を受けて来ました。
昨日の血液検査で正常値 5 以下 の腫瘍マーカー CEA が 20.3 に上昇していました。奴らは確実に大きくなっている様です。 造影CT検査が3か月おきで11月まで受けられない為、胸部と腹部のレントゲンを撮って来ました。来週月曜に入院予定なのでその時に説明があると思います。
 
結婚式を挙げた娘がフランス人の配偶者 長期VISA申請の為一時帰国しています。
1週間くらいで発給されるはずの長期滞在VISAが未だにおりず、パスポートも大使館に預けっぱなしで、区役所の転居届や国際免許の申請が出来ず困っています。7日が息子の6回目の誕生日なので、それまでには帰りたいのですが・・・でも今日の旦那様からの連絡で、フランス側でプッシュしたから明日には良い結果が出るはず・・・とのこと
 
次回予定:
 
10/07(月) 入院
10/08(火) 胸に点滴用の専用ポートとカテーテルを埋め込む手術
         何と癌になってから5回目の手術台体験、今回は局部麻酔のチョット痛いオペです。
10/16(火) 血液検査
10/17(水) FOLOFOX6 + AVASTIN 新しい点滴療法
 
  
―――――――――――――――――――――――――――――  
11コース目前半のIRIS+AVASTIN療法
2013年9月18日UP

 
 
予定通り、今日主治医の診察と治療をうけてきました。
 
DSCN2961xx_rs.jpg血液中でばい菌と闘う「好中球=白血球数xNeutro%」の数が、抗がん剤の副作用による骨髄機能低下(血液をつくる機能低下?)により、前日の血液検査で限りなく限界値の1000近くに落ちていて、今日の治療をやるか1週間休ませるか、主治医が迷っていましたが「やります」と申告して予定通り点滴治療を受けて来ました。 1000以下に下がると抵抗力が全くなく危険と判断され、治療中止になるのです。
 
で、今後ですが、より強い抗がん剤治療への変更を打診されて、嫌なのですが観念しました。2週後に、もう1度だけ同じ治療をうけて、次の週(10月7日の週)に右胸の皮下に専用の点滴ポートを埋め込む手術を受けるため数日間入院します。おかげで楽しみにしていた11日予定の友人とのゴルフはNG。翌週末の大手家電サラリーマン時代の皆さんとの親睦会への参加も危うくなってしまいましたが、今の自由より、もしかして娘の Baby が抱けるかも知れない方(延命)にかけることにします。
 
9/7日、天候に恵まれ、
娘の結婚式が無事おわりました。 
 
 
DSCN2931bxx.jpg市役所 (メリ・Mairie) の結婚式場へは新郎が勤め先の式典用礼服で留袖姿の妻をエスコートして入場、続いて私が背広姿で振袖姿の娘をエスコートして入場しました。セレモニーは40分ほどで終わりました。その後、近くの古城に移り写真撮影、ディナー、ダンスパーティーが企画されていましたが体力のない私たちはディナーの後に退席しました。  
 
フランスの皆さん日本の和服の美しさに大変感動していました。愛する娘のの美しさをじっくり見ていただける様に、今回は大き目の写真を貼り付けました。思いっきり拡大してご覧ください。
 
着付けとメイクアップはパリにお住いの Paris KIMONO さんに自宅出張でお願いしました。確かなプロの腕をお持ちで娘も妻も大感激だったようです。たいへんありがとうございました。 
 
後程、別タイトルのブログで結婚式の詳細を報告しますが、諸事情により新郎側の家族、本人、参加者40名ほどの友人たちの写真のブログへのアップが出来ませんので、写真の整理が出来次第、一部の皆様へはメールアドレス宛てへ個別にお届けしようと考えています。
 
次回予定:
 
10/02(火) 血液・尿たんぱく検査(腫瘍マーカーCEA含む)
10/03(水) 11コース目後半のIRIS+AVASTIN療法点滴
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――
  
10コース目後半のIRIS+AVASTIN療法
 2013年9月5日UP

 
 
予定通り昨日点滴治療をうけてきました。いつも通り、多少吐き気がありますがこれから娘の結婚式とパーティーに参加するためフランスに出発するので我慢です。
 
羽田空港からシャルルドゴール空港までJALの深夜直行便で、今晩と言うか明早朝の 00:40 HND発→ 9/6 06:20 CDG着です。飛行機の中で、吐き気はナゼアが有るので安心ですが、下痢が始まると止まらなくなりトイレを占領することになって迷惑をかけるので、ピタッと止まる下痢止めも今回は処方して貰いました。
 
一昨日採血した検査結果は、あまり芳しいものではありませんでした。腫瘍マーカーCEAは今回 16.7 に上がっていました。先月が13、先々月が12.6、その前の月が11.7 でしたから複雑な気持ちです。主治医からは薬を変える話がでており、次回の検診時に相談することに成っております。あまりやりたくないのですが、又胸に点滴用ポートを埋め込むことになりそうです。
 
DeNA創業者の南場智子さんの旦那さんが、余命半年?、5年内の再発の危険と書かれているので多分がんにかかり元気を回復され、南場さんは一度社長を退任したあと会社に取締役として復帰されているとのことで、どのような治療をされたのかご存知の方があれば教えて頂ければ幸いです。実はこの件、友人から情報を頂き、インターネットで調べてみたのですが、南場さんご本人が2011年12月に書かれたブログは見つかったものの、その後の情報がありません。免疫療法だと思われる記述がブログに書いてあったのですが、詳しいことが分からないのです。
 
娘の結婚式は9/7の16:00から市役所で、市長又はその代理人が取り仕切る形で行われ、その後近くのシャトーに場所を移してパーティです。ディナーの前に、私も花嫁の父スピーチを予定しており、英語と日本語と、かたことフランス語のMIXでがんばって来ます。
 
娘カップルとは無関係なのですが、フランスでの一般的な結婚式の例をYOUTUBEで発見しました。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=gDc9jdnY2Z8
娘の結婚式のレポートは帰国後に別項目でUPする予定です。
 
9/17(火) 血液・尿たんぱく検査
9/18(水) 11コース目前半のIRIS+AVASTIN療法点滴
 
  
―――――――――――――――――――――――――――――  
10コース目前半のIRIS+AVASTIN療法
2013年8月22日UP

 
 
昨日、血液中の好中球数が薬の副作用で1200 ほどに減少していましたが、治療中止基準の1000を下回っていない為、予定通り点滴を受けてきました。昨日は帰宅後すぐに吐き気止めのナゼア(薬価1,378.1円)を呑んでダウンしていました。今朝もナゼアのお世話に成りました。今回は前半なので嫌なTS-1抗癌剤を2週間自宅で服用することになりますが頑張ります。今日14:00からのゴルフレッスンにも頑張って行くつもりです。

主治医から 8/14 にうけた造影CT 検査の結果説明がありました。今回は、前回と比較できるように画像を見せてくれました。両肺に散った腫瘍の数は増えておらず、大きさもそれ程大きくなっていないようでしたが、どれも白さが増してより鮮明に写っていました。腫瘍マーカーCEAが4か月連続で上昇し続けていますので、多分、画像に写っている大きさは不変に見えますが、癌細胞が太ってきているものと思われます。

今の治療は一定の抑制効果はあるものの、抗がん剤をフォルフィリかフォルフォックス、分子標的薬は現行のアバスチンか最新のレボラフェニブ(主治医は実績が十分に確認できていないので批判的ですが・・・)に替えてみても良いかもしれないと言われましたが、9/7の娘の結婚式が終わるまでは現状維持をお願いしてきました。
 
DSCN2802x.jpgやはり、あの嫌な点滴用の専用ポートを右胸の皮膚の下に再び埋め込む手術を受け、今よりも更に強い抗癌剤に変えられる事には抵抗があります。抗がん剤を変えるかどうかの最終決断は、患者の意思で決められるのですが、今でさえ我慢の限界に達しつつある現行の抗癌剤治療を日常の動きにも多少制約のでるポートを埋め込んで、より強い抗癌剤に変えるにはかなりの勇気が必要です。
 
やるとしても、娘の結婚式を終え、秋のゴルフも、今は妻から禁じられている酒も肉も十分堪能したうえで、最終判断をしたいと思っています。現状のIRIS+AVASTIN療法 が少しは効いているのですから・・・
 
前回、書かなかったのですが、1か月前頃より、頭髪の脱毛が再び加速しだしました。先日の家族写真撮影会の時は横串でごまかせたのですが、もう隠せません。顔は日焼けし真っ黒でとても癌患者には見えないのですが、頭の毛が寂しい限りです。2週間後にパリに行き、40人ほどのフランス人を前に花嫁の父スピーチを予定しているのですが、頭の毛だけが心残りです。せめて移動時と式の間だけでもと妻が背広に合う帽子を買ってくれましたが、男子は室内では帽子かぶれないですよね。 
  
前回報告した妻の病院からの緊急呼び出しの件ですが、新たな腫瘍がみつかり舌癌の再発かと心配したのですが、病理検査の結果、良性の右耳下腺腫瘍の判定でした。ご心配をおかけしました。詳細は 妻が舌癌に・・・の記事にUPしておきました。ご参照ください。 
 
次回予定:
 
9/03(火) 血液・尿たんぱく検査(腫瘍マーカーCEA含む)
9/04(水) 10コース目後半のIRIS+AVASTIN療法点滴
9/07(土) 娘の結婚式&披露宴@パリ 
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――  
9コース目後半のIRIS+AVASTIN療法 2013年8月8日UP
 
 
昨日、2週ごとの点滴治療をうけてきました。昨日は軽い吐き気があった程度でした。酷暑の中、クーラーをつけて夕方まで寝ていました。流石に当日の食欲は全くありません。早めにベッドに入り、今朝口内の消毒にアズノールうがい薬を使ったところ、胃の痙攣を伴う吐き気に襲われ、常備薬の吐き気止め(ナゼア)を呑み、何とか落ち着いたところです。 前回頃から当日よりも翌日に強い吐き気が襲ってくるようになった気がします。
 
昨日迄の2週間の病状ですが、今回は軽い下痢が長引きました。1週間強、下痢の日が続き、60Kg 有った体重が57.5Kgに下がりました。 口内炎も前回の点滴を受けたあと治っておらず、未だに上下の唇内側が白くなっています。 暑いせいもあるのですが、歩行数も 2,000 歩に届かない日が続いています。
 
昨日の血液検査の結果がでました。
最大関心事のCEAが 13.0 に上がっていました。5 月から 4 か月連続の上昇です。両肺に散った癌は確実に少しづつ大きくなっているものと思われますが、血色素量が 11.8(基準値13.5~17.6g/dl)と低く貧血で立ちくらみが多少あるものの、ゴルフのレッスンに行けるほど気力はあります。

1年8か月前に舌癌の手術をうけた妻が、来週の月曜日 (8/12)に急遽 耳鼻咽喉科の診察 をうけることになりました 
執刀医で主治医の先生から昨夕自宅に電話がかかり急遽呼び出された状態です。7/16 に受けたCT検査で気になる影が見つかり専門医の診察を勧められたものです。
娘の結婚式を前にして、再発でなければ良いのですが・・・
 
次回予定:
 
8/14(水) 造影CT検査
8/20(火) 血液・尿たんぱく検査
8/21(水) 10コース目前半のIRIS+AVASTIN療法点滴
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――  
9コース目前半のIRIS+AVASTIN療法
2013年7月24日UP
 
 
ウイリアム王子、キャサリン妃、元気そうな男の子のご出産おめでとうございます。
 
予定通り、今日点滴治療をうけてきました。漢方薬の十全大補湯が効いてきたためか、軽い吐き気があるものの未だナゼアのお世話になっていません。比較的元気なのでブログのメンテをすることに決めました。
 
此れ迄の2週間の体調は特に変わったことが有りませんでした。点滴後1週間くらいで6回トイレに通う下痢が1回とその後のややひどい口内炎(今回は今も続いています)が有った位です。
 
9/7のパリでの結婚式に向けて娘は7/8のインチョン経由コレアンエアーで荷物をいっぱい持って飛び立って行きました。早めに格安料金を探した結果、韓国経由便が燃料サーチャージ込みで11万円程でゲット出来たようです。
  
015.JPG030.JPG041.JPG044.JPG055.JPG079.JPG098.JPG107.JPG121.JPG151.JPG162.JPG186.JPG141.JPGDSCN9723.JPG
 
 
上の写真は、写真館を経営する妻の友人のご厚意で、家族写真撮影会兼結婚衣装試着会をやった時のものです。娘が旅立つ前の7/5に撮影して貰いました。映像の所有権は写真屋さんのものですからサムネイルサイズの画像のみをUPしました。雰囲気だけお察しください。最後の1枚は帰途、行きつけの蕎麦屋さんでの一コマです。娘の額に、し皺が・・・妙なとこ似なくて良いのに・・・
 
次回予定:
 
8/ 6(火) 血液・尿たんぱく検査(腫瘍マーカー検査含む)
8/ 7(水) 9コース目後半のIRIS+AVASTIN療法点滴
8/14(水)  造影CT検査
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――  
8コース目後半のIRIS+AVASTIN療法 2013年7月11日UP
 
 
2週毎の点滴治療を昨日受けて来ました。
昨日は吐き気止めのナゼアを呑んで終日寝ていました。今朝は体力が可也回復しておりますが、喉の粘膜がアバスチンで痛めつけられておりハスキーボイスになっております。まあ此れも毎回の事ですが・・・
 
8コース目後半と一口に言っても皆さんには実感が湧かないと思いますが、1コースが4週サイクルで、その間に各2回の抗がん剤大量注入がありますので、此れまでに32 週 (0.62 年) 連続で副作用の強い抗癌剤を打ち続けていることになります。流石に、もう治療を止めたいと思うときもありますが我慢です。
cea 0709 a.jpg 
そんな辛い思いをして続けている治療なのに、再び腫瘍マーカーCEA値が左のチャートの通り上がりました。 一昨日時点で12.6迄上がっていました。 
 
治療開始直後は一旦9.4迄下がったのですが、それを底に3か月連続で上昇しております。基準値は5以下です。癌の奴らが薬に慣れてきて効き目が無くなったのかも知れません。
 
次の手としては、未だ主治医と相談していませんが、今年3月末に厚生省の承認がとれたバイエル社のレゴラフェニブ+イリノテカン療法に切り替えるのが順当だと思いますが、再び胸の皮下に点滴用のポートを埋め込む必要が有ると思われますので、やりたくない治療です。
DSCN4364.JPG   
写真は先日パリに向けて飛び立った娘が、此れまで2年間集めてくれたお守りです。ピンクはお手製です。コアラも応援してくれています。
 
次回予定:
 
7/23(火) 血液・尿たんぱく検査
7/24(水) 9コース目前半のIRIS+AVASTIN療法点滴
8/14(水) 造影CT検査 
 
 
  
 
  
  
―――――――――――――――――――――――――――――  
8コース目前半のIRIS+AVASTIN療法 2013年6月27日UP
 
 
昨日、点滴を受けに病院に行ってきました。前回から追加して貰った漢方薬の「十全大補湯」を飲むようになってから、気力や食欲が若干戻ってきたような気がします。流石に、点滴当日はナゼアを飲んでも気分がすぐれず食欲は全くありませんが、翌日の今日は可也回復し、練習場でのゴルフレッスンにも行って来れました。今日は調子が良かったので3箱(195個)打てました。
 
DSCN2735.JPG前回「点滴を受けてから1週間位経った頃に口内炎がひどくなった」と主治医に話したら、新しく「リドカインうがい液」500cc 瓶を処方してくれました。食事の前に20cc の原液にアズノールうがい薬を一滴たらし、口に含み、食物が沁みる箇所を入念に30秒くらい浸と口内が麻痺して痛みを感じなくなるのです。 でも食べ物の味が感じられずあまり使いたい薬では無いです。 この薬は虫歯を抜くときに歯医者さんが使う麻酔と同じ成分だそうです。町の薬局では販売出来ないので院内処方で1本500円でした(この分保険適用外)。
 
色々ありますが、嫌気がさしていた抗癌剤治療に、「十全大補湯」のおかげで又やる気が出てきたのは嬉しいです。この調子で7月の腫瘍マーカーCEAが下がり、CT検査の結果が良くなることを期待し頑張るのみです。病状が良くなっても悪くなっても9月7日の娘の晴れ姿だけは絶対に見にいくつもりです。
 
上の写真は大きさ比較用被写体のアクエリアスを除き、昨日から2週間使う薬です。
・手前がTS-1 (抗癌剤): 朝夕食後にX3錠服用
・アクエリアスの前に有るのがガスターD:就寝前にx1錠服用
・TS-1 の後ろの白く丸いのが胃薬のビオスリー:毎食後にx1錠服用
・その後ろがアズノールうがい薬:一日8回口内をウガイ(食前食後+朝夕の8回)
・右手の巨大なオレンジのいれものがリドカインうがい液:口内炎が酷い時に食前に口内に20cc 含む
・最後尾が漢方薬の十全大補湯と半夏瀉心湯
 
次回予定:
 
7/ 9(火) 血液・尿たんぱく検査(腫瘍マーカー検査含む)
7/10(水) 8コース目前半のIRIS+AVASTIN療法点滴
8/14(水) 造影CT検査(3か月ごとに癌の進行状況をチェックする為のもの) 
 
―――――――――――――――――――――――――――――  
7コース目後半のIRIS+AVASTIN療法 2013年6月13日UP
 
 
一昨日の血液検査に続き、
昨日抗癌剤治療に行ってきました。治療当日は吐き気止めナゼア錠を手放せなくなってきました。3時間ほどの点滴終盤から先ず体中が熱くなり、次に鼻水が止まらなくなり、次に大量の生唾攻撃をうけます。チョットでも油断すると所構わず一気に吐いてしまいそうになります。最近は吐き気を我慢せず、直ぐにナゼアを服用して1~2時間安静にするようにしています。 当日の食欲は全くなくなりますが薬を飲むために無理をして口に詰め込んでいる状態です。
 
今回はニュースが2つ有ります。
 
一つは、先月10.7だった腫瘍マーカーCEAが、一昨日時点で11.7に上昇していました。2か月連続での上昇です。主治医は気にするなと言いますが、気に成ります。
 
二つ目は、新しい漢方「十全大補湯」を昨日の夜から飲み始めました。くすりの効能効果には慢性疾患による消耗、疲労の蓄積などで衰弱した人の全身倦怠感、貧血、食欲不振による症状を回復し、体力を増強する作用があります。また、ねあせ、手足の冷えなどの症状を和らげます・・・と成っています。
 
十全大補湯.png妻が5/27日号のアエラで「余命数ヶ月からの生還」なる怪しげな記事を見つけ、うそ~と思いつつ読んでいくと、何と「現・がん研有明病院 漢方サポート科部長 の 星野恵津夫医師」が、13年ほど前に、胃がんの肺多発性転移で余命数ヶ月の患者に「十全大補湯を」を通常の2倍量処方した結果、2週間後のCT画像で小さくなり始め、6週後に更に縮小、やがて消失・・・それから約13年たち59才になった今も銀行マンとして元気で働いている元患者さんの記事でした。
 
顔色を見ながら主治医にアエラを見せ、こんな記事が載っていたのですが、漢方薬はやめた方が良いですか?と恐る恐る聞いたところ、構いませんよ、「十全大補湯」でしたらこの病院でも処方できます。2倍量は出せませんが・・・とあっさり薬を追加してくれた次第です。 本当は癌治療日本一の「がん研有明病院 漢方サポート科」に行ってみたく紹介状を書いてほしかったのですが、来月以降の腫瘍マーカーと8月頃の次回CT検査の状態を見て紹介状を書いてもらうか どうか 決めたいと思います。
 
前回のCT検査結果、何mmが何mmに変化したのかを再度聞いてみましたが、大きさが大きく変化した時にはお話ししますから気にせずに待っててください・・・とのコメントでした。大きくなってからでは手遅れじゃないの・・・と心が叫んでいるのですが・・・
 
次回予定:
 
6/25(火) 血液・尿たんぱく検査
6/26(水) 8コース目前半のIRIS+AVASTIN療法点滴  
 
PS: 娘の結婚式に出るため 9/5~9/11 迄パリに行ってくる旨、主治医の許可を貰いました。
    頑張らねば・・・
 
  
――――――――――――――――――――――――――――― 
私の大腸がんの発生時期           
2013年6月10日UP

 
 
家の片づけをしていて興味深い健康診断記録が出てきました。大手家電メーカーを退職後、3社ほど勤務したのですが、その3社目の会社の指示で受けた人間ドック(KKC近畿健康管理センタードック)の記録です。
 
実施日:2007年12月11日
・超音波検査で胆嚢ポリープ発見、要経過観察
・便鮮血反応: 陰性・・・と成っています。
 
胆嚢のポリープは若いころからず~と持っていて、超音波検査のたびに毎回入念に検査され「そこら辺は毎回怪しまれています」と自己申告し続けている部位なのです。これは大きくなっているわけでは無く、全く心配しておりませんでした。
 
興味深いと言ったのは、便鮮血反応のことです。陰性となっております。 この検査の前に、2社目の会社の健康診断でも2回ほど便検査をやっていますが、鮮血反応は共に陰性だったと記憶しています。
 
この2007年末の人間ドックの約3年後に、腸管が閉塞するほど巨大な大腸がんがステージ4の状態で見つかっています。 通常、大腸がんはポリープから成長するケースが多く、その成長スピードは遅い。人によっては10年とかのスパンで成長すると言われているようですので、私の場合は3年間程で一気に大きくなったと考えられます。
 
原発巣摘出のオペを担当して頂いた先生が言われるには、「癌の顔つきは悪くない」=スキルス性の癌では無い・・・ということでしたが、私の場合、その成長スピードは決して遅くは無いようです。
 
上記3社目の会社は2008年11月30日に退社していますが、退社前の半年間ほどは大型ビジネスを取るための交渉や国際入札に神経をすり減らしていましたので、この間にポリープが生まれて癌化したのかもしれません。 鮮血反応で絶対に陽性にならない癌が有るとすれば、上記人間ドック実施日以前からできていたのかもしれませんが・・・
 
真相は神のみぞ知る・・・
です。
 
  
――――――――――――――――――――――――――――― 
7コース目前半のIRIS+AVASTIN療法 2013年5月29日UP
 
点滴治療を受けに病院に行ってきました。此れまでの抗がん剤の副作用で、血中の好中球数が40%(白血球数3,600x0.4=1,440)に減少しており 1,500 以上の数値は欲しい所だが、1,000以上有るので今日の治療を予定通りやらせてくださいとの事でしたので、たっぷりと抗癌剤剤を注入してきました。
 
気に成っていた5/22日のCT結果の説明も有りましたが、CT画像を判読するCT室の先生のコメントを見せるだけで主治医としての画像の細かい説明はありませんでした。CT室の見解:「大部分は前回と著変はないが、僅かに増大したものがある」画像が2個示してあってコレが増大・・・となっていました。 何mmが何mmになったとか、前回と今回の画像を比較して説明してくれるとかの説明は有りませんでした。(前主治医はやってくれたのですが・・・)
 
妻が横から「肺だけでなく体全体、特に肝臓も画像を撮って読影してくれているのですよね」・・・と質問すると、問題ないと言ったでしょ・・・とパソコンに向かったままでやや怒られてしまいました。 そんな状態ですから「僅かに増大とは何mmが何mmになったのか?と追及すると拗れるので、「ありがとうございました」と言って帰って来ました。妻は納得できないと言っていますので、次回やんわりとぶり返して画像の説明を求めるつもりです。
 
恐れていた「増加、増大」の2文字が躍っていなかった事だけは少し安心できました。 次回のCEAの数値が前回の10.7からどう変化するのかが気にはなるところです。 今回の主治医は「私のCEA値に対する認識が甘いようですので、次回診察時に過去のデーターを全てグラフにして見せるつもりでma.jpgす。
 
 
次回予定:
 
6/11(火) 血液・尿たんぱく検査(腫瘍マーカーCEA検査含む)
6/12(水)7コース目後半のIRIS+AVASTIN療法点滴
 
P.S. 娘がフランス人に求婚され9/7頃パリで結婚式をあげる方向です。結婚手続きのため、日本の役所から入手しフランス語に翻訳して持参する書類の準備、彼側の書類準備が遅延する際には日程が若干動く可能性があります。
 
両親として式に参列するためにも頑張って治療を続けるつもりです。 
  
 
   
――――――――――――――――――――――――――――― 
6コース目後半のIRIS+AVASTIN療法 2013年5月15日UP
 
点滴治療を受けに病院に行ってきました。
 
DSCN4352.JPG直後はやはり生唾が異常に多く出て、帰宅直後に吐き気止めのナゼアを呑んだ方が良さそう・・・と手に取った瞬間、気が緩んだのか一気に吐き気に襲われ、洗面ですこし吐き、左手にナゼアを握りしめたままトイレに駆け込んで吐き続けました。流石に体中に毒素が溜まった感じです。 ナゼア服用後15分ほどで何とか気分が回復し、昼食も少しとることができました。苦しいのは点滴後数日のみで、それが過ぎると回復するので辛抱です。
CEA graph 2013_5.jpg 
Bad News が一つあります。腫瘍マーカー CEA 値が 10.7 と前回の 9.4 から 1.3 ポイントも上がってしまっていました。肺転移した癌はCEA値を急激に上げることは無い・・・との前主治医のコメントからすると、他の部位にも転移したのかも知れません。今日の主治医の診断では、あまり気にすることは無いでしょう・・・と一般的コメントでしたが、私の場合、此れまで CEA が可也正確に病状を反映していますので気に成ります。
 
丁度、来週CT検査予定が有りますので、翌週の診察で結果発表が出るまでは余計なことは考えたくないのですが・・・
 
次回予定:
 
5/22(水) 造影CT検査 AM11:20
5/24(金) ゴルフ@大多喜城CC
5/28(火) 血液・尿たんぱく検査
5/29(水) 7コース目前半のIRIS+AVASTIN療法点滴
 
       
――――――――――――――――――――――――――――― 
6コース目前半のIRIS+AVASTIN療法
2013年5月2日UP

 
IMG_0262.JPGIMG_0259.JPGIMG_0255.JPG昨日、抗癌剤点滴を受けて来ました。今回はなぜか今まで以上に倦怠感や吐き気を強く感じています。病院から帰ってすぐに吐き気止め「ナゼア」を久しぶりに服用しました。食欲も昨日は全くなく、毎コース前半に2週間自宅で飲み続けるTS-1を服用するのに胃の負担軽減のため、無理をしてお粥を胃に流し込みました。
 
昨夜は11時には就寝したので、今日は体力が戻ったかと思いきや、全身の倦怠感と立ちくらみが少しあり、血圧を測ろうとして座った瞬間、吐き気を催しトイレに駆け込む始末でした。この抗癌剤治療も5月末で6か月を迎えるので、薬が体に溜まってきたのかも知れません。期限を切った術後の補助化学療法と違って、いまの治療は期限が切られていないのですこし憂鬱です。
 
3か月毎に実施して貰っている造影CT検査の日程が20日後に決まりました。過去の経過を振り返ると;
 
12/10/16 肺全体に2~4mm大の「癌」と思われる腫瘍が大きいものだけでも10個ほど見つかって 
      しまいました。腹膜播種を恐れていたのですが奴らは肺に隠れていた様です。
12/11/27 「両肺に1cm未満(大きくて7~8mm大)の腫瘍が増加、増大している」 
      となっていました。 CT画像を見ると前回6月5日に手術しなかった方の反対側(左肺) 
      の方に比較的多く新たな白い影が映っていました。
13/02/13 僅かですが縮小傾向が確認できました。CT画像で前回、両肺に白く鮮明に映っていた 
      無数の癌が少し小さくなり白さも薄くなってきていました。
13/05/22 ???
 
5/22の結果がどう出るか又5/14にCEAを含む血液検査も予定されていますので結果が楽しみです。
 
次回予定:
 
5/14(火) 血液・尿たんぱく検査
5/15(水) 6コース目後半のIRIS+AVASTIN療法点滴
5/22(水) 造影CT検査 AM11:20
 
写真は、昨日点滴を受けているときの一コマです。左手が動かせない状態でiPadで撮影しています。
2時間半ほどの点滴中は、iPad でテレサテンを聞きながら将棋を指す・・・のがマイブームです。 WiFi 環境が有ればもっとほかの事が出来るのですが、病院内では今の所無理の様です。
 

――――――――――――――――――――――――――――― 
5コース目後半のIRIS+AVASTIN療法
2013年4月17日UP
 
 
先程、4人目の主治医の診察と点滴治療をうけてきました。
 
DSCN2147m.jpgDSCN2643m.jpgIRIS+AVASTIN療法を受け始めて、今回で10回目になりますが、やはり直後は、鼻水、生唾、ゲップがやたら多く、吐き気が有るのに吐き気止めで抑えられている妙な感触が今も続いております。また此れまで大したことではないので書いていなかったのですが、毎回点滴終了前後に尿意を感じ、トイレで排尿するときに竿先に熱さを感じて何時までも残尿感が残る妙な感触が有るのですが、数時間たった今も続いています。
 
新しい主治医の先生は、当然ですが未だ十分な患者の状況把握ができておらず、患者との間で病歴の相互確認を行ったうえで、診察が行われました。 3/22に受けた脳の MRI 検査結果説明も有りましたが「癌の脳への転移は無い」との事、心配はしていなかったですがひと安心です。 次回診察時には、肺のCT検査予定を入れて貰う予定です。
 
私の場合CEAが病状を可也明確に反映しているのですが、新主治医は、腫瘍マーカーCEA値は単なる目安としか認識しておらず、私から昨日の血液検査の結果説明を求めるまでCEAの
説明がありませんでした。又自宅用補助薬の処方の際に、危険な抗癌剤のTS-1を今回誤って 14 日分処方しようとしました。私から、今回は休薬期間のはずですが・・・と申し出て、あ、そうでした・・・と言う状態。 やはり頻繁に主治医が替わることの弊害が此れなのです。
 
昨日の血液検査でのCEA値が 9.4 でした。先月の3/5 日が 9.5、先々月の2/5 日が 9.8 ですから高値安定状態と言う所でしょうか? 先月から 0.1 でも数値が下がったので先ずは良しとすべきかも知れませんが・・・ 悪かったのは、体内の炎症を表す数値(CRP定量)が基準値 0.3 以下に対し、1.02 と過去に体験した事のない高値を示していました。これは先週末に右上奥歯の歯茎が急激に腫れて炎症を起こし今は抗生物質の服用で治まったいるものの、最悪の状態の血液が未だ入れ替わっていないものと思われます。(・・・なんか医者の様な素人の見立てですね)
 
次回予定:
 
4/30(火) 血液・尿たんぱく検査
5/01(水) 6コース目前半のIRIS+AVASTIN療法点滴
 
――――――――――――――――――――――――――――― 
シンガポールに行ってきました  2013年4月13日UP
 
 
4月6日深夜~11日早朝まで、JALカードの特典航空券を使ってシンガポールに行ってきました。7日朝~10日夕方まで正味4日間、現地に滞在してきました。いつもは、体内の癌細胞が好む肉類やアルコールの摂取が妻から禁じられているのですが、旅行中は偶々無料ということもあり許が出て、連日シャンペン、ワイン、ビールをグラス1~2杯まで久しぶりに堪能してきました。
 
DSCN2641.JPGDSCN2142.JPGDSCN2278g.JPGDSCN2278f.JPG
 
妻は今回が初めてのシンガポール訪問ですが、私は1975年にシドニー赴任の帰途約1ヶ月仕事で滞在しているので38年ぶりの訪問です。滞在したホテルはソフトバンクのTVCMで有名になった Marina Bay Sands の豪華な Grand Club Room です。57階の屋上プールも4日間連日堪能してきました。
 
DSCN2570.JPGDSCN2569.JPGDSCN2278n.JPGDSCN2278l.JPG
 
滞在中は下痢もなく困ったのは口内炎のみでした。ラクサのような辛い現地料理は、唇に沁みて水を飲んでもピリピリと痛さが続くのです。当然名物のチリ・クラブもパスしました。出発時に羽田のJALラウンジでビーフカレーを何とか食べれたのですが、唐辛子の辛さは格別です。 又、不思議に感じたのですが、シャンペンや白ワインは気にならなかったのですが、赤ワインは唇にしみて痛かったです。
 
DSCN2423a.JPGDSCN2649.JPGDSCN2567.JPGDSCN2418.JPG
 
詳しいレポートは別途、旅行記や Photo Library に載せる予定ですのでご期待ください。
 

――――――――――――――――――――――――――――― 
花見をしてきました               2013年3月29日UP
 
 
末期がん発見から2年経ち、家の近所で3度目のプチ花見を昨日妻と二人でしてきました。此れまで2度3度と危機的状態から生かして頂き、神様に深謝です!!! 
 
DSCN2007.JPGDSCN2034m.jpgDSCN2041m.jpgDSCN2042m.jpgDSCN2038.JPGDSCN2035.JPGDSCN2031.JPGDSCN2049.JPG
 
今年は開花が早く、今日は桜吹雪状態でした。見ごろは後数日と言う所でしょうか? 食事会で私の帰宅が遅かったため、一昨日の夜以来ず~と機嫌が悪く口数が少なかった妻も美しい桜の前でようやく機嫌を直し、普段通りに話してくれるようになりました。桜の威力絶大です。
 
DSCN2059.JPGDSCN2057.JPGDSCN2065.JPGDSCN2066.JPGDSCN2083.JPGDSCN2079.JPGDSCN2078.JPG
 
頭髪が殆ど抜け落ち、みっともないので木綿製のキャスケットと言う若者の帽子を被ってみました。Amazonで1,800円でした。コットンニットと言うことで春夏用らしいのですが太陽のもとでは少し暑く感じます。
 
――――――――――――――――――――――――――――― 
5コース目前半のIRIS+AVASTIN療法
2013年3月22日UP

 
 
昨日の血液・尿検査結果に問題が無かったので、予定通り、今日点滴治療を受けて来ました。
 
点滴後の体調は、生唾、鼻水が多い他は今の所安定しております。 診察前に脳のMRI検査も受けたのですが検査室から読影評価が届いておらず、新任主治医の次回診察(4月17日)までお預けとなりました。 今日は、今の主治医最後の診察となりました。
 
外科外来に張り出された、医師退任・新任に関する張り紙を見てびっくりです。
 
yokohamashi nanbu byoin.jpg私の主治医が替わることは聞いていましたが、何と4月1日に12人中8人もの外科医が同時に交代するようです。副院長兼外科部長以外の、外科医ほぼ全員の入れ替えです。 
 
2年間外科チームで、私の手術を担当して下さった先生方全員が居なくなることになり不安です。
次回予定:
 
3/27(水) 都内で食事会
4/ 1(月) ゴルフ先生との送別食事会
4/7~4/11 妻とシンガポール旅行(お船のホテルに3泊してきます)
4/12(金) バンクーバーから一時帰国予定の友人を囲む食事会 
4/16(火) 血液・尿たんぱく検査
4/17(水) 5コース目後半のIRIS+AVASTIN療法点滴 by 新任主治医(12日delay)                                
 
        2週後の4/5の治療を希望したが不可、病院の通常ルールでの治療日は
        4/10になるとの事。当日がシンガポールのため翌週水曜の治療となりました。
 
――――――――――――――――――――――――――――― 
4コース目後半のIRIS+AVASTIN療法
 2013年3月6日UP
 
 
予定通り今日、点滴治療をうけてきました。 昨日の血液検査での腫瘍マーカー値が最大の関心事だったのですが、CEAは9.5どまりでした。もっと大きな改善を期待して4月に旅行を計画したのですが残念です。流石、末期がんはあまくないですね。
 
DSC_9535_rs.jpgもう一つ残念な報告が有ります。主治医が4月から変わるそうです。途中交代も含め、次回で4人目の主治医となります。やはり大きな大学病院の方が、この様なゴタゴタは少ないので、治療を始めたばかりの方は早めの病院替を考えたほうが良いかもしれません。今の先生が上位の病院に移られるなら多少遠くでも付いていくのですが、そうでも無いようで悩ましい所です。
 
前回の治療中に頭痛が2日間ほど続いたので、念のため脳のMRI 診断を受けることに成りました。スカスカの脳がバレルので嫌なのですが、たまに大腸がんが脳に転移する患者が居る様で、その際には抗癌剤が使えない故、早期発見が必須とのこと。
 
写真は、昨夜横浜中華街で娘カップルと会食した時の一コマです。初めて会わせてもらったのですが彼氏は好人物でした。でも今後の進展は全く分かりません故、詳細な報告は時期が来てからにさせて頂きます。お許しを・・・私の髪型、髪が伸びているので、写真のように正面からは、かろうじて何とか見れますが。周囲と頭頂部は肌色で、娘曰く 白、肌色、黒の
trois couleurs に成っているようです。 スキンヘッド近しです。  
 
妻の舌癌は今の所、落ち着いているのでご安心ください。
 
次回予定:
 
3/21(木) 血液・尿たんぱく検査
3/22(金) 脳の MRI 検査&5コース目前半のIRIS+AVASTIN療法点滴 (2日delay)
4/7~4/11
 シンガポール旅行(治療費で貯めたポイントを使ってJALの往復航空券をゲット)
4/17(水曜) 5コース目後半のIRIS+AVASTIN療法点滴   
 
――――――――――――――――――――――――――――― 
4コース目前半のIRIS+AVASTIN療法 2013年2月20日UP
 
 
予定通り主治医の診察と点滴を先程受けて来ました。  又しても Good News です。
 
13日のCT検査の結果:僅かですが縮小傾向が確認できました。CT画像で前回、両肺に白く鮮明に映っていた無数の癌が少し小さくなり白さも薄くなってきていました。腫瘍マーカーCEA値が減少傾向だったので期待通りの結果でした。次回のCEA検査が更に楽しみになって来ました。
 
DSCN4268.JPG17日の日曜日に家族が集まってくれ、前倒しで64歳の誕生会をやってくれました。本当は25日なのですが、20日に点滴をするとしばらくは元気が無くなるので前倒しをお願いした次第です。ギリギリ団塊世代の端くれなので今年から年金が満額貰えるようになりました。
 
DSCN4270.JPG昨年に続き今年も何とか、無事に誕生会が出来、嬉しいかぎりです。息子からはゴルフ用の帽子を、娘からはボールとグローブをプレゼントして貰いました。 
  
妻からは先日 23° の MacTech・UT-4 クラブを買って貰いましたので次のコースデビューが楽しみです。今は未だ体力がありませんがしっかり歩き体力を戻したいと思います。
 
次回予定:
 
3/5 血液・尿たんぱく・CEA検査・・・この日娘の彼氏と初顔合わせできるかも?
3/6 4クール目後半のIRIS+AVASTIN療法点滴
 
――――――――――――――――――――――――――――― 
3コース目後半のIRIS+AVASTIN療法  2013年2月6日UP
cea as of 2013.2.6.jpg 
 
今日予定通り点滴療法を受けて来ました。関東地方大雪との予報が外れ、愛車レガシーでの雪道ドライブが大好きな私にはチョットがっかりだったのですが、Good News です。
 
昨日受けた血液検査でのCEA値が左のチャートの通り9.8に下がっていました。現在の治療が一定の効果が出ている証拠です。 体中の血液がすべて入れ替わるには100~120日間必要のようなので1/8に10.6迄上昇したCEA値の古い血液が新しい血液と全て入れ替わるのが4~5月上旬と考えられます。 更なる改善が今後期待できると思います。
 
ある程度まで下がった段階で肺に転移した癌の数が減り「手術または重粒子線治療が受けられるようになれば良いな・・・」と思い描けるようになりました。まだまだ油断はできませんが、今回のCEA値は精神的にも可也楽になりました。
 
今日は、点滴療法終了時点から生唾が多かったのですが、帰宅して手洗いとウガイをした際に、強い吐き気に立て続けに5~6回襲われ、処方されている吐き気止め「ナゼアOD錠」を1年半ぶりに服用しました。薬価 @1,378円 と高価な錠剤で服用後に吐き気はピタッと止まりました。 病院でたっぷり15分間も吐き気止め点滴を受けているので、吐くのは生唾だけだったのですが、次々と襲ってくる胃の痙攣のような吐き気がピタッと止まりました。
 
今後の予定
 
2/13 CT検査
2/19 血液・尿検査
2/20 4クール目のIRIS+AVASTIN療法 点滴
   
――――――――――――――――――――――――――――― 
3コース目前半のIRIS+AVASTIN療法 2013年1月23日UP
 
 
予定通り、分子標的薬と抗がん剤(イリノテカン)の点滴を今日うけて来ました。昨日の血液検査で好中球数が1,100前後に下がっているのが分かり、主治医は中止するかどうか多少迷った様ですが「がんばりますか?」ということで受けて来ました。好中球数(=白血球数xNeutro%)が下がっているので出来るだけ人ごみを避けるようにとの事です。
 
前回の2クール目後半の点滴後より、副作用で要注意と言われていた「激しい下痢」症状がやっと出始めました。一日5~8回もトイレに駆け込む状態で、処方されていた下痢止め漢方薬「半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)」のお世話になり、1週間ほど辛い思いをしました。おかげで体重は約2キロ減です。今回は3度の食事前に毎回、半夏瀉心湯と毎食後に整腸剤を内服するようにとの指示がでました。
 DSCN4251.JPG
下痢以外の副作用は、鼻血、口内炎、脱毛、指先と足先の色素沈着(黒ずみ)です。鼻血防止には加湿器とマスクが有効なようです。娘が買ってきてくれたペットボトル給水型加湿器を使っていたのですが、2~3時間で水が無くなるので、昨日少し大きめの加湿器に変えてみました。蒸気の勢いは少ないのですが、就寝時から朝まで水が持つので今日は出血が少なかった気がします。
 
DSCN4250.JPG 
脱毛は今日現在、写真の状態です。もっとショッキングな写真も有るのですが、ベストショットのものをアップしました。脱毛だけは抗癌剤を止める以外、防止策は無さそうです。
 
次回予定: 
 
2/5 血液・尿たんぱく・CEA検査
2/6 3クール目後半のIRIS+AVASTIN療法点滴
2/13 CT検査
  
――――――――――――――――――――――――――――― 
横浜 大雪            2013年1月14日UP
 
 
今日は爆弾低気圧通過中とかで、朝から大雪です。昨年末にタイヤをスタッドレスに付け替えたAWD(4WD)の愛車で雪道を走ってみたいのですが、妻から「肺炎に成ったらどうするの!今一番注意すべきは肺炎と下痢による脱水でしょう・・・」とお叱りを受け、おとなしく炬燵でブログのメンテをしています。 
 
もうすこし積もると思いますが、現時点の積雪はこんなもんです。
 
 DSCN1981.JPGDSCN1981a.JPGDSCN1981b.JPG
DSCN1983.JPGDSCN1983a.JPGDSCN1983bb.JPGDSCN1983cc.JPG 
DSCN1989.JPGDSCN1992.JPGDSCN1990.JPGDSCN1983d.JPG
 
―――――――――――――――――――――――――――――
 
2コース後半のIRIS+AVASTIN療法
 2013年1月9日UP

 
 
昨日の血液・尿たんぱく検査に続き、今日、主治医の診察と2クール目後半の点滴をうけてきました。やはり点滴当日はやたらと生唾が出てきて、気力(やる気?)が出ませんね。食欲も今日はあまりありません。寒いし炬燵に入ってブログをメンテすることに決めました。  
        CEA graph 2013.1.8.jpg
 
グラフは現在のIRIS+AVASTIN療法を始める前後の腫瘍マーカー値です。  正常値5ng/mlに対し、昨日時点で10.6になっていました。 グラフ化して分かるように安定化トレンドに向かっているように見えます。 
  
2月のCEA値が出ると更にはっきりすると思いますが、現在の治療は抑止力という意味で一定の効果が出ていると思われます。良かった! 
  
少なくとも隣の肝臓には転移していないと思われます。 肝臓に移ると猛スピードで右肩上がりになりますから・・・
 
CEA以外の血液検査で今日異常値だったのは: LDH:252H,白血球数:3100L,赤血球数:366L,血色素量:13.2L,ヘマトクリット:38.1L,MCV:104H,MCH:36.0Hでした。 数字の意味は私にも良く分かりませんが基準値から L/H 方向にはみ出しておりました。 好中球数=3100(白血球数)x0.411(Neutro:41.1%)=1,274 だったので何とか今日の点滴治療をうけることができました。昨年の経験から多分1000以下になると抵抗力が無くなり危険なので回復するまで治療延期になると思います。 
 
主治医から当初言われていた、治療3クール終了時点でのCT検査の日程が2/13に決まりました。 
  
昨年11/28日に「両肺に1cm未満(大きくて7~8mm大)の腫瘍が増加、増大している」・・・と言われていた画像評価が次はどう変るのか気になります。消えてなくなった・・・とか、減少縮小とかのコメントが出ると嬉しいのですが・・・
 
今後の予定: 
 
1/22 血液・尿検査
1/23 3クール目のIRIS+AVASTIN療法点滴
2/13 CT検査


コメント(4) 

娘の結婚式 [体験談]

 
 
                    2013年9月20日UP
 
娘の結婚式

 
見事に晴れ渡った先々週の土曜日(9月7日)、娘がフランスのパリ郊外で結婚式をあげました。
私も、妻と息子と前日に現地入りし、参列することができとても嬉しかったです。
 
お相手はフランスの公務員です。親馬鹿ですが結構イケメンです。
DSCN2801.jpgDSCN2804.jpgDSCN2802.jpgDSCN2803_rs.jpg
 
市役所での結婚式→古城に移り写真撮影→カクテル→参列者からのお祝いスピーチ→ディナ→ダンスパーティーと実に見事に計画され、新郎が一人でMCを務め、多少ハプニングは有ったものの素晴らしい結婚式でした。
 
フランスの結婚式は市役所 (メリ・Mairie) で行われ、市長又はその代理人が執り行います。
娘カップルの結婚式は、住んでいる場所がベルサイユ宮殿の近くの ボアンザン ル ブルトヌー・Voisins-le-Bretonneux 市なので同市の副市長が執り行ってくれました。
 

日本と違い新郎は、結婚式まで新婦の花嫁衣裳を見てはいけないようです。見ると幸せになれないとヨーロッパでは言い伝えられているようです。又すべてがレディーファーストなので、「あなたはこの人と結婚しますか?」という問いかけも当然 新婦側から先に聞かれます。フランス語が分からないと「ウイ・ oui」と言うタイミングが難しいですね。下の写真は結婚前に二人が京都に行ったとき描いて貰った似顔絵です。
              DSCN2806m_rs.jpg
娘の衣装が彼の希望で、xx年前にお婆ちゃんに買ってもらって
成人式で着た、振袖姿だったため、妻も留袖を着て参列し和服の美しさを見せつけてきました。彼氏は勤め先の行事用礼服です。私は当初タキシードを着るか迷ったのですが、彼氏が何でもいいよと言うので、サラリーマン時代の背広姿で参列しました。参列者は普段着の人が多く結果オーライでした。逆にタキシードだと間違いなく浮いてしまっていたと思います。 
 
ブーケと車飾りは娘の友人からのプレゼントで、振袖に合う生花を近くの花屋さんに特注して頂いたようです。また新郎と彼の父、私と、証人として立ち会う男性のみが、娘のブーケと同じ花を胸に付けて出席しました。車飾りは扇をイメージしたデザインのものとのこと。

DSCN2856.JPGDSCN2857.JPGDSCN2862_rs.jpgDSCN2868b_rs.jpgDSCN2872.JPGDSCN2936_rs.jpgDSCN2943b_rs.jpgDSCN2951b_rs.jpgDSCN2943d_rs.jpg

結婚式場へは、副市長や参列者が入室した後に、音楽(曲名?)に合わせ、はじめに新郎が私の妻と入場、すこし間をおいて私と娘が入場しました。結婚式では、新郎新婦にそれぞれ2名の証人の同席が求められ、娘側証人として息子も立ち会いました。また式の間、新郎の縁者で以前日本で働いたことのある方に仏英通訳もお願いしました。40分位で式が終了。Mairie の前庭で記念撮影後、車で近くの古城に移動。

移動中は、花飾りのついた新郎新婦の車を先頭に、全車ハザードランプを点滅、そしてクラクションを鳴らしながら列をなしてゆっくりとシャトーに移動しました。クラクションの断続音に気付いた沿道の人々が手を振ってくれ、行きかう他の車は道を譲ってくれました。我々家族3人は新郎のお父さんの運転する2号車に乗りました。
 
DSCN2962b_rs.jpgDSCN2962c_rs.jpgDSCN2982_rs.jpgDSCN2962g_rs.jpgDSCN2988_rs.jpgDSCN2961xx_rs.jpgDSCN2995_rs.jpgDSCN2971.JPGDSCN2973c.jpgDSCN2961.JPG
 
30分ほどで le chateau de dampierre と言う 500-600 年前に建てられたという古城に到着。すぐに新郎新婦の記念撮影が始まり、その後、カクテルと列席者のスピーチが続き、私も花嫁の父としてのスピーチをして来ましたが、途中こみあげる感情を抑えきれず、原稿があるのに読めない瞬間があり、娘の涙を誘ってしまいました。
       nameplate.jpgomedetai.jpg
宴会場は猟を楽しんだ人々の食堂の様な一室で、壁にはいたるところに動物の角や剥製が飾られていました。テーブルには娘が徹夜で準備したと言うおしゃれな名札と折鶴、お持ち帰り用の日本製の飴が全員分配置されていました。写真撮影の合間に娘の友人たちが配置してくれた様です。
 
DSCN2998b.JPGDSCN2998c.jpgDSCN2998d.JPGDSCN2999a.JPGDSCN3013b.jpgDSCN3013d.jpgDSCN3013gcake2_rs.jpgDSCN3013j2_rs.jpgDSCN3013h.jpg
 
料理はフランス料理のフルコースです。食後、友人たちによるスターウォーズの寸劇(新郎がスターウォーズフリークなのです)が入り、新郎新婦によるシャンペンタワーの後にデザートとコーヒーで一旦閉め、その後は夜通しのダンスパーティーでした。私たちはその前に退席しホテルに送って貰いました。 
 
結婚式の写真なので新郎新婦の姿をお見せしなければいけないのですが、事情により今回は上記の写真しかご紹介できません。お許しください。 
 
以下参考情報です:
 
★パリでの和服の着付け:
 
娘がネットで探したのですが、今回 Paris KIMONO さんにお願いしました。
妻の留袖の着付けとヘアーメーク(所要1時間)、娘の振袖の着付けと化粧とヘアーメーク(所要2時間)を自宅出張でお願いしました。着付けもメークもプロの技をお持ちで、娘は髪型を「振袖とその後のドレスに合う髪型にして欲しい」とリクエストしたところピッタリの髪型にしてもらっていました。妻の留袖は結婚式のみ着用の予定でしたが、着替えるタイミングを逸しその後のシャトーでのディナー終了迄の約11時間、着くずれしなかったようです。パリまたは近郊で和服を着る必要のある方はお勧めですのでコンタクトしてみてください。
 Paris KIMONO:
http://pariskimono.jimdo.com/ 
 
★ビズ (bise) の習慣:
 
ほっぺを双方片方づつくっ付けて口先でチュッと音を出すのをビズ(フランス語でキスの意味)と言います。会ったとき、別れるとき、女性同士又は男女を問わず親しい間柄の人達は必ずやります。娘の周りの人たちは、初めに右側のほっぺどうし、次に左側のほっぺどうしをくっ付けてビズをしていました。
 
初対面の相手でも女性同士ではビズが当然のように行われています。娘に言われる通りに、妻は相手の女性に初対面の時だけ「初めまして・アンシャンテ」と言った後にビズをしていました。 男の私は、相手が男性でも女性でも初めの頃は握手に留めていましたが、結婚式の終わった後の新郎(我が息子)やその親族、友人に対しては相手が女性でも極力ビズをするように努めました。親しくなったのに握手だけだと、折角親しくなったのに距離が空き拙い感じがします。フランス人の日常習慣なので、意識してビズするように心がけました。娘とも別れるときにビズしたら、流石に娘の方が照れていました。 
 
★今回 記念写真撮影と披露宴 で使わせて頂いたダンピエール城:
 
http://www.youtube.com/watch?v=8b24PLh-oAc
 
 
★フランスの一般的な結婚式の例  
  
マルセイユの、他のカップルのケースですが、一般的な結婚式の流れがよく分かるサイトを見つけましたので紹介します。英語ですが下に日本語字幕が出ます。
http://www.plandosee.co.jp/wedding/special02/case01.html 
 
 
★パリで美味しい日本料理店
 
restaurant Kifune
Adresse: 44 Rue Saint-Ferdinand, Paris, France (下の地図のA地点)
Téléphone: 01 45 72 11 19 (パリでのローカルコールは電話番号10ケタ全部が必要です)
  
妻と同郷の、友人の友人が20数年間パリの日本料理店「貴船」で寿司を握っている、というので
結婚式でお世話になった証人の皆さんを誘って9/10の夜10名ほどで行ってきました。
 
DSCN3128_rs.jpg場所はシャンゼリゼから凱旋門を過ぎて少し高層ビル街に向かった大通り右手の閑静な住宅街。地下鉄のOpera 駅からは8号線に乗って2駅目の、Concorde駅で1号線の凱旋門方向に乗り換え7駅目くらいの、Porte Maillot駅で下車、凱旋門の方向に徒歩で5分ほど戻った左手にあります。オペラ駅からは所要20分ほどでした。 観光客の姿は無くパリ在住の日本人ビジネスマン風のお客さんが多かったです。
 
結婚式で妻の家族が尋ねる筈だ・・・との友人からの事前メールもあったようで、お祝いにお店からシャンパンを2本もプレゼントして頂きました。 生魚が食べられない人は誰か?ステーキの様な肉料理は無いか?と多少心配ではありましたが、日本語メニューと内容が少し違うフランス語のメニューも有り、新郎のリードで注文がスムーズにでき助かりました。 俺は日本に行った事があるので、納豆を食べる・・・と言いだす人もいて、皆さん糸を引く納豆を興味津々で見守っていました。 おつまみ系を一通り注文し、お寿司とアサリ汁で閉め、10人で500ユーロ位で済みました。 シャンパン2本を提供いただいたのが大きく効いています。 感謝です!!!
 

zkifunemap.jpg


パリでは街中のオペラ座界隈にラーメン屋を含め多くの日本料理店が有りますが、殆どが中国人経営で残念な味のお店が多いと聞きます。「貴船」はそれらとは一線を隔し、日本の味と技をしっかり守っています。パリに行かれて一晩くらいは和食を・・・と思われる方には是非お勧めですので行ってみてください。
  
ネット上での評判も非常に良いですが、2013年9月現在、それらの高評価に間違いは無かったです。
 
http://www.geocities.jp/france_verso/cuisine/kifune.html
 
http://www.guide-restaurants-et-voyages-du-monde.com/restaurants.php?article_id=517&titre=Restaurant%20Kifune
   


コメント(2) 

妻が舌癌に [妻が舌癌に]

niwatori_L.JPG 

 大腸癌体験記1へ

 

 
         ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 
 
         サマリー:                 2013年8月29日UP
 
看病疲れとストレスからか、小生の大腸がん手術から約半年後の、2011年10月14日に妻が舌癌宣告をうけてしまいました。11月4日に舌右裏側の原発巣を削り取る手術と、翌月12月2日に転移が見つかった右頸部(右側顎下から首にかかる部位)のリンパ節とその周囲のリンパ節(100個前後?)筋肉、神経、血管等を一塊に切除する手術を受けました。癌のステージ判定は第三期です。
 
手術による後遺症は現在も2つ抱えています。
 
一つは舌の裏側を削り取り、人工皮膚を貼り、先端を上から下に折り返し縫合した事による発音障害です。特にラ行の発音が難しいようです。
 
二つ目は首のリンパ節手術によるもので、神経障害と筋肉障害が残っています。
筋肉障害は、手術直後から半年間ほど右腕が自力で上に上げれなかったです。戸棚の上に皿を戻す作業が出来ない状態でしたがリハビリで今は改善しています。 但し、右肩が体の前方に少し落ち込み、正面から見ると左肩に比べ右肩が下がって見えます。洋服を着る際には肩パッドを洋服裏側に縫い付けてごまかしています。こんな事を書くと怒られるのですが・・・
 
外見から分からないのが神経障害です。舌が常に痺れていて料理の味見が出来ません。熱さも感じませんので熱い飲み物はヤケド要注意です。右肩から首にかけた痺れとピリピリする痛み、ひどい肩こりが連日続いているようです。首に触ると痛いので止めてくれと言われます。気道に対して、首を絞めつけられている感覚もあるようです。
 
ハンディーを抱えながらも、本人は、落ち込むことなく、出来るだけ明るく、友人等とのお茶会や太極拳、農業ボランティア等々に出来るだけ多く参加しておしゃべりを楽しみ、舌のトレーニングを心掛けております。
 
舌癌は1年以内の再発が多いようで、術後1年間は主治医による3~4週毎の手厚い検診が続けられましたが、今日まで再発はありません。リンパには転移してしまいましたが比較的早期の発見とアカデミックで迅速な治療が功を奏しております。 横浜市大附属病院 口腔外科の主治医(執刀医) に感謝です。 一方、当初行った町医者(耳鼻科や皮膚科)が「口内炎の誤診」をしなければもっと初期のステージですんだかも知れず、それだけは心残りです・・・ 
 
  
       以下は治療記録です。
 

         ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
 
 
 
――――――――――――――――――――――― 
 

妻が主治医から緊急呼びだしをうけました
 2013年8月22日UP

 
 
大腸がん体験記7
でも触れたのですが、先日妻が病院からの緊急電話で呼び出しを受けました。その結果報告が遅れて皆さんに心配をかけてしまったのですが、結論から申し上げますと「新たな腫瘍が見つかり、組織を採取して病理検査にかけたところ良性の右耳下腺腫瘍の判定」でした妻も一時は舌癌の再発かと落ち込んだのですが、「良性腫瘍判定」を受け笑顔いっぱいに病院から帰って来ました。
 
以下、詳細です:
 
8/7   妻の、口腔外科主治医の助教授先生から自宅に電話があり、
     急遽、耳鼻咽喉科の専門医の診察を受けるように言われました。
      自宅に電話があることはめったに無い一大事の時、との一般認識からよけい緊張しました。
 
      呼び出しの理由は、7/16にうけた造影CT画像で、顔右側の耳下腺に新たな腫瘍が
      みつかったとのことでした。比較対象は5/21に受けたPET/CT画像です。
      5/21に無かった腫瘍が7/16に出来ている・・・
      8/12月曜に良い先生が診察できるので予約を入れておきます・・・と言うものでした。
 
      7/22の定期診察時に、真剣な顔で食い入るようにCT画像を見ていて
      「先生怖いです、何かあるのですか?」と聞くと「何も無い」との回答だったのですが・・・
 
8/12  耳鼻咽喉科で専門医の診察
 
      良い先生の筈です。耳鼻咽喉科トップの教授診察がまっていました。
      顔右側の耳下腺に12mmの腫瘍、その近辺のリンパが3個5~7mm大に膨れている
      此れは舌癌からの転移ではありません。悪性腫瘍の場合は新たな癌の発生となります。
      リンパの腫れは問題ありません。心配ないと思うが、念のため腫瘍組織を採取して
      病理検査をしましょう・・・と言うことで、
 
      即手術・・・では無く
      診察室横の処置室で、超音波画像監視下で首に針を挿し、耳下腺の腫瘍組織を採取し 
      直ぐに病理検査に出してくれたたようです。
       
 8/19 病理検査の結果説明 
 
      良性の右耳下腺腫瘍の判定 
      普通の病院なら 診察⇒精密検査⇒診察⇒処置 となり所要1か月超かかると思われる処置
      を実にアカデミックにテキパキと行って頂き、僅か1~2週間で結果をだしてもらえました。
      私の某市立病院と可也の体質の違いを感じています。良い病院で良かったです。
  
次回の予定:
  
10/1 エコー検査(精密検査)
10/7 診察
 
 
――――――――――――――――――――――― 
妻の舌癌 近況
              2013年7月23日UP

 
 
妻は、2011年11月4日に舌がん原発巣の切除手術を、翌月12月2日に右頸部に転移したリンパ節の切除手術を受けたわけですが、2度目の手術後から今月月初で、無事に1年と7ヵ月が経過しました。神様と主治医に感謝です!!!
 
舌癌は1年以内の再発が多い・・・との事で、昨年末までは3~4週毎に主治医の検診を手厚く受けていたのですが、その後は1か月毎の検診に変わりました。昨年1月18日のPET検査で見つかった左顎下のリンパの腫れはほぼ19mmと大きさが変わらず、炎症性の腫れで心配無いとの主治医の見立てです。
 
NEC_0185.jpg先週7/14月曜にもCT検査があり今週の月曜に結果説明が有ったのですが、左顎下のリンパの腫れはほぼ同じ大きさでした。歯槽膿漏がず~と治っていないのでその影響かと思われます。
歯槽膿漏を根本的に治すには、抜歯が一番良いのでしょうが、行きつけの歯科医はなかなか抜こうという判断に至らないようです。
 
手術の後遺症ですが、
右腕は上がるようになりました。週1回の接骨院でのマッサージとリハビリ運動とスポーツセンターでの太極拳が功を奏しているようです。
本人は「ラ行の発音」が出来ないと気にしていますが、おしゃべりの方は手術直後に比べると随分良くなりました。舌の可動範囲もかなり改善し、口の外に舌を突き出す運動もできるようになりました。 外見からは分かりませんが、右肩から首にかけた痺れとピリピリする痛み、ひどい肩こりが連日続いているようです。舌も常に痺れていて味覚障害があり料理の味見が出来ません。
 
舌癌になる人は、タバコを吸う50歳以上の男性に多い・・・と言うことですが、女性や50歳未満の人でもなるそうです。 妻はタバコは吸いませんが、口内炎が出来た半年前に初めての部分義歯をつくり、合っていなかった様です
 
昨日と今日、小生のブログへの訪問者数が普段の倍以上に急増しました。皆さん舌癌の記事を読んでおられ、クラシックギタリストの村治佳織さんが舌腫瘍で活動中止を発表されたのが訪問者急増の原因の様です。 ブログ更新を暫くサボっていたのですが、遅ればせながら近況をレポートさせて頂きました。参考に成れば幸いです・・・
 
写真は、奇跡的に我が家に最近咲いた季節外れのシクラメンです。 この花のようにたくましく生きたいものですね。 
 
――――――――――――――――――――――― 
レミング                    2013年5月19日UP 
 
 
先日、妻と娘が寺山修司作、松本雄吉演出の演劇、レミングを見て来ました。ストーリーは難解だったようですが閉幕後に楽屋に行き有名俳優さんのサインを貰ってきました。娘が大阪維新派のお手伝いをしており楽屋へ入れたようです
。貰ってきたサインは左から八嶋智人さん、常盤貴子さん、片桐仁さんです。色紙やサインペンは持ち合わせておらず、ノートにボールペンでサインを頂いたようです。嬉しそうに「ブログに載せて」・・・との妻の希望でUPしました。
  
レミング表.jpgレミング裏.jpgDSCN2724.jpgDSCN2721.jpgDSCN2722.jpg

 
   
 
――――――――――――――――――――――― 
 

術後1年目のPET検査        2012年11月26日UP
 
DSCN1691.JPG 
先週月曜に妻が術後1年目の各種検査(全身PET、首のMRI、首の超音波)をうけ、今日主治医から結果を聞いて来ました。
 
手術をしていない方の左顎下のリンパが更に少し大きくなっているようですが、首にも肺にも癌の転移は認められない。左顎下のリンパは歯槽膿漏が出来ている影響でしょう・・・との事。 
 
血液検査も受けた様ですが、全項目異常なし。 
 
 一安心です。 
 
 良かった!!! 
  
 
 
―――――――――――――――――――――――
 
 

左顎下のリンパその後         2012年9月10日 UP
 
 
前回間違えて右顎下とレポートしましたが、本人の左顎下のリンパですので訂正します。
 
妻が口腔外科の主治医の診察を今日受けて来ました。前回の診察で、8月17日 のCT検査で左顎下のリンパが 18mm 大に大きくなっていたとの事。今日の主治医の触診では、リンパがだいぶ柔らかくなっているのでもう少し様子を見ましょうと言うことに成ったようです。歯槽膿漏は未だ完治していない模様です。 
  
次回診察は4週間後の予定です。
 
 
――――――――――――――――――――――― 
 

顎下のリンパ
                2012年8月28日 UP

 
 
昨日、妻が口腔外科の主治医の診察を受けて来ました。
 
8月17日 のCT検査の結果、手術しなかった方の右顎下のリンパが若干大きくなっていたとの事。原因は歯槽膿漏が出来ているためかもしれないが、要経過観察とのことでした。歯槽膿漏を抑えるため抗生剤とうがい薬を処方して貰ってきました。2週間後に再診察です。
 
尚、産婦人科の子宮癌検診の結果は問題なしでした。
 
  
――――――――――――――――――――――― 
 

妻が産婦人科の診察に行ってきました 2012年8月13日
  
 
 
てっきり骨盤MRIの検査予約を入れるのだと思っていたのですが、超音波エコー検査をして腫瘍の大きさが変わっていなかったので骨盤MRI検査は遣らなくて良いでしょうと言われたようです。どうも毎回医師が変り方針が変わるようです。更に子宮の癌検診をしましょうと言うことになり何か所か組織をサンプリングされてきたようです。 次回診察時に結果報告。
 
次回検診:
8月17日: 口腔外科のCT検査
8月20日: 産婦人科の診察
  
  
――――――――――――――――――――――― 
 

専門医の診察               2012年6月15日UP
 
 
 
 
妻が産婦人科医の診察を今日受けて来ました。心配していた子宮付近の腫瘍は悪性のものでは無いだろうとの判
断がなされ一安心です。但し腫瘍がかなり大きいので、万が一ねん転を起こすと緊急手術となるので、今後は3カ月置きに骨盤MRI検査を受けて経過観察をすることになりました。
 
俊介30歳.JPG先月5月25日の診察日の翌日に骨盤MRI検査をしていたのと、先日血液の腫瘍マーカー検査をしていたので、
結果説明が産婦人科医からあった様です。
 
先ず腫瘍マーカー検査では子宮がんを表す CA125は基準値 35U/mlに対し 9U/mlと正常値でした
。同時にCEA、AFP、CA19-9、FSH、血エストラジオール、、血テストステロン等も検査した様ですが何れも正常値でした。
 
問題の腫瘍の大きさは1月18日のPET検査で4.8cm位の大きさだったのが、5月7日のPET検査時
点で 5.3X3.3cm になっていました。 骨盤MRI検査で詳しく見ようと言うこになっていたのですが残念ながら今回の検査ではその腫瘍が子宮から出ている子宮(漿膜)筋腫なのか、卵巣から出ている卵巣腫瘍なのかは結局不明との事でした(軸?が小さすぎてMRI検査で確認できなかったとの事)。
 
手術で切り取り、腫瘍を病理検査で確認すれば明確になるのですが、現時点では経過観察でOKとの
判断でした。 舌癌だけでなく妻の体全体の健康管理をしてもらえる病院に感謝です。
 
次回骨盤MRI検査:3カ月後の8月13日
 
  
――――――――――――――――――――――― 
 

術後6ヶ月目のPET検査           2012年5月14日UP 
 
 
5月7日に妻が術後6ヶ月目の全身PET検査を受け、今日主治医から結果を聞いてきました。
異常は見当たらずとの事。 良かった!!! 
 

母の日.JPGカーネーション.JPG

 

 
但し同時に受けたMRI検査で子宮に前回検査時と同じ大きさの影が見られるとの事で、念のため5月25日に専門医(産婦人科)の診察をうける事になりました。 
  
3月末まで毎週2回通っていた首と肩のリハビリは、4月から週1回になっていましたが、来週月曜日のリハビリ診察で通院終了となる見込みです。 代わりに家の近くの整骨院でリハビリを続ける予定。
 
 
――――――――――――――――――――――― 

 
手術の後遺症                 2012年1月24日UP
 
 
舌の原発巣摘出手術を受けたことにより、口を大きく開けた状態で舌先を自力で持ち上げる運動、特に「ラ行の発音」に難があり、未だ家族以外から架かってきた電話に出たがらない。 口の外にベロを突き出すこともできていない
 
首のリンパ手術で5mmの癌とその周囲のリンパ節、筋肉、神経、血管を塊として摘出したことにより、右胸脇から右耳あたりまで体の右半分が硬直しており感覚がなく、毎週2回リハビリ通いを続けている。 右手を頭上に自力で持ち上げるのに難があり食器を高い戸棚に上げ下ろしすることができない。 首のみを左右に動かす運動も完全ではない。

舌の感覚もなく料理の味付けは長年の感に頼っている。 また熱い飲み物は火傷をしないようしっかり冷ましてから飲んでいる。 熱い たこ焼き を口に入れた際には熱いと吐き出せたが口内のどこかの神経が感じ取ったのだろう。

 
――――――――――――――――――――――― 
 
術後2.5か月目のPET等検査結果     2012年1月24日UP 
 
先週18日のPET等の検査結果を聞きに、妻が昨日病院に行ってきました。

主治医の説明;
 
・手術をしていない首の左側のリンパが19mm腫れているが癌の反応が無いので心配は無いでしょう。(歯槽膿漏の影響か?)
・画像から診ると舌と首の手術部位の周囲が多少炎症を起こしているかもしれない。
・再発も転移もありません。
・春頃から抗癌剤服用をまた再開するかもしれない。
・次回の診察 2月6日
 
との事。抗癌剤の服用からは未だ解放されたわけでは無かったようだ。
 
素朴な疑問;

 
1)自らの病院内に設備があるのに何故外部のクリニックのPET等検査に毎回行かせるのか?
  (院内の力関係か?)
2)そもそもPET検査のメリットが有るのか?
  前回のPET検査では、舌原発巣も首のリンパもどちらも癌が発見できなかった。
  PETを受けさせる意味があるのかとの問いに
  「体全体が一度に診れるので定期的に受けて貰います」
3)体全体が診れると言うが、舌原発巣~首のリンパ間の隠れているかも知れない癌を叩くために
  抗癌剤を始めたのでは無いのか?
4)その抗癌剤もわずか9日間の服用で、出来物が出来たから止めると言う状態で、
  癌を叩くという強い意志が感じられない・・・等々
  
此処にきて主治医の治療方針に多少疑問が残るが逆らってもしかたが無いのでもう少し静観することにする。
 
 
  
――――――――――――――――――――――― 
 
抗癌剤服用中止
               2012年1月13日UP

  
 

心配していた副作用もなく順調に抗がん剤の服用を続けていましたが、お正月の3日になって、首の手術跡付近にできものが2か所出現。 4日に主治医の診察を受けたところ、あっけなく抗癌剤服用中止が告げられました。 喜んでよいのか本当に辞めても良いのか不安は残るが、主治医を信じることにする。

今後はあの1cm以下の癌は見つからないPET検査とMRI+CT+超音波診断等を定期的に受けながら体全体の観察を続けることになる。妻の場合、血液検査での腫瘍マーカーも見ているはずだが、手術以前から今まで異常値は確認されていないとの事。 差当たり術後2か月と14日目にあたる1月18日に上記のPET検査他を受診することになりました。

今週9日(月曜)頃より右の肋骨あたりに痛みを訴えだしており、近くの整形外科でレントゲン撮影をしてもらったが骨折はしていないとの事。 少し気になる。


 
――――――――――――――――――――――― 
 
抗癌剤服用開始
                     2011年12月27日UP
 
 
妻が昨日より抗癌剤を飲み始めました。薬の名前は UFT -T100 で100mgの錠剤だ。
一日3回 4週間飲み続けて2週間休むサイクルを半年間続けることになる。
 
「嘔吐や下痢で脱水症状などがひどい場合は服用を止める場合もある」とのことで「一応飲んどいた方が良い」的な治療の様だ。 小生の様に2週間毎に点滴ポートから3日間休み無く大量に流し込んだのに比べると軽い治療の様だ。
 
昨日の夕方1回目の錠剤を服用した後、この薬きっつい、胃がおかしくなるかも。。。と言っていたのでヤハリこの先心配だ。
 
薬の副作用は、吐き気、口内炎、下痢、白血球や血小板の減少等 小生の場合とほぼ同じで脱毛の心配は無いとの事。
 
 
  
――――――――――――――――――――――― 
 
無罪放免にならず残念!         2011年12月19日UP 

 
今日、妻が術後2週目の主治医の診察を受けました。
 
首の手術の影響で右胸から頭頂にかけ体の右半分に痺れやヒリヒリする感じの痛みが出ている様だが、舌、首とも共に傷の回復は順調とのこと。又手術で切除したリンパ節の塊の病理検査結果は「新たながん細胞は認められなかった」との事、良かった。
 
但しこれで無罪放免、旅行にも行けると期待していたのが、「舌の原発巣から首の転移箇所までの間に隠れている癌細胞が居るかも知れないので、それらを叩くための抗がん剤服用をすすめる」とのこと。 次はフランス旅行だと考えていたのでちょっと残念だ!!
 
来週月曜から抗癌剤治療を受ける予定。妻は強い薬に弱い体質のため心配だ。
 
  
 
――――――――――――――――――――――― 
 
二度目の退院                2011年12月12日UP 
 
DSCN2971.JPG首リンパ節切除のための二度目の入院から今日退院しました。 予定では後一週間は入院の筈であったが術後の経過が順調との事で退院が許された。 と言っても入院中に予定していたリハビリは今日始まったばかりで後は通院での治療を受けてくださいとの事。 要は緊急の患者さんが次から次に入ってくるので早くベッドを空けて欲しいというのが病院側の本音の様だ。
 
家に帰って嬉しそうにしているものの今日から始まったリハビリの影響で、右頬と首は腫れぎみで多少痛みを訴えている。 腫れの影響で口が大きく開けず、昼食の太巻きやお稲荷さんもナイフで小さく切って食べている状態だ。
 
今回の手術は、前回の手術の後の病理検査で首のリンパ節の一つに5mm大の転移が見つかった為、周囲のリンパ節、筋肉、神経、血管等を一塊に切除し転移の拡大を阻止するためのものであった。 切除した塊は見せてもらっていないが、その中のリンパ節50~100個の内、大きなもの数十個を病理検査中で前回発見以外のがん細胞が一つでも見つかったら術後の対策として抗癌剤、放射線、ハイパーサーミヤ(電子レンジの様な暖め療法)治療のうちのどれか又はその組み合わせ治療が施されることになろう。
 
次回の診察日は12月19日月曜日。術後2週間後となるので病理検査結果が知らされることになる筈である。
成るようにしか成らないが。。。無罪放免となって欲しいものだ。
   
 
――――――――――――――――――――――― 
 
首のリンパ摘出手術            2011年12月5日UP
 

 
yoshiko@fukuura.JPG12月1日に再入院し、12月2日金曜日の朝一番で手術をしてもらいました。前日の手術説明では最悪の場合、喉に穴を開けて気道を確保するかもしれないとか、窒息死する可能性を否定出来ないとか脅かされたが何とか無事に終わって良かった。リンパは首に格子状に張り巡らしている様で広範囲に数十個切り取った様だ。 今後はこれらリンパの病理検査の結果を待ち術後の治療方針が決められる。 手術では一部のリンパが静脈近くの筋肉にかかっていた為、該当静脈も切除せざるをえなかったとの事。
 
手術直後は命に関わる非常事態も予想されたためHCU(集中治療室)で一夜を過ごしたが何事も起こらず良かった。HCUでの手術直後の妻との面会が許され会ったが麻酔から醒め切っておらず、目を開けるのも苦しそうだった。又若干熱があったようで額に汗をかき自分で布団を跳ね除けていた。右手を握って話しかけるとしっかりとした反応があったので一応安心した。
 
傷跡は思ったより大きく、顎の下当たりから首の右側に向けて水平に十数センチ切り、その途中から首右側を縦に同じ位の長さ切られ傷口がT字状にになっており実に痛々しい。 術後3日経過した今日現在、食欲も有り順調に回復しているようだが、顔右側のほっぺが若干腫れてきて右肩が懲り出した様だ。 静脈を切除したため頭に上がっていった血液が手術前の様にスムーズに静脈を通って下に行けず顔が浮腫むことがあると術前に説明が有ったがコレが原因の様だ。
 
顔を右側に水平に動かせない。
下唇が若干左に引っ張られたようになっていると言うのも術前の説明通りだ。
右腕が体の前から上に上がらなくなる可能性も言われており今の所その症状は出ていないが。。これらに対処するため、2週間程入院しリハビリで改善をはかる予定だ。
 
 

――――――――――――――――――――――― 
 
素晴らしい技術だ!!!         2011年11月26日UP
 
 
11月24日の朝日新聞夕刊に「がん細胞1分で光る試薬」「手術での取残し軽減に期待」なる記載がありました。 記事は:
 
スプレーして1分ほどでがん細胞を光らせて場所を把握できる試薬を、東京大学の浦野泰照教授と米国立保健研究所(NIH)の小林久隆主任研究員らが開発した。1ミリほどの微小ながんでも見分けることができるため、外科手術や内視鏡手術でがんの取り残しを減らし、再発防止につながると期待されている。
 
 浦野さんらは、肺がんや肝臓がん、乳がんなどのがん細胞の表面にある酵素と反応して光る分子に変わる試薬を開発。この分子ががん細胞内に取り込まれて蓄積し緑色に光る。人のがんを移植したマウスの腹部を開け、試薬を吹き付けると、正常の細胞の約20倍明るくなり、人の目で十分確認できたという。
 
 がんの診断には、陽電子放射断層撮影(PET)や磁気共鳴断層撮影(MRI)などが利用されているが、1センチ以下の小さながんを見つけるのは難しい。小さながんを見つける方法が課題になっていた。
  
現在、東大病院などと共同し、患者の体内から取り出したがん細胞を使って試薬の効果を検証している。浦野さんは「数十万円の蛍光検出機器があれば見えるため、多くの医療機関に広がる可能性を持っている」と話している。23日付の米医学誌に掲載された。。。なる内容でした。
 
図解.JPGねずみ.JPG 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「5年後の臨床応用を目指す」とのことですが、 早く日本中の病院に普及させて欲しいものですね!!!
 
――――――――――――――――――――――― 
 
 
当てにならないPET検査         2011年11月26日UP
 
 
10月14日に舌癌判定を受けた後、外来患者担当の医師より入院日迄の間に外部クリニックでのPET検査を受けるよう言
われ、北新横浜駅近くの某クリニックで5万円程の高額費用(3割負担)と5時間かけて検査を受けることとなった。
 
検査の結果、妻の舌癌原発巣(15x12mm)も首のリンパも異常なしの判定を受けたのには驚いた。 PET検査のパンフレ
ットでは1cm以下のがんは発見出来ない旨記載があったが既に癌だと分かっている部位すら発見できなかった訳だ。1cm以下とは1立法センチ以下と言う意味だったのか? もしそうならこの検査は何の役にも立たないことになる。
 
鳥越俊太郎さんの著書「がん患者」でも「PETは当てにならない」「従弟の方がPET検査で異常なしとの判定で安心していて手遅れになった」との記載があります。
 
――――――――――――――――――――――― 
 
 
術後2週目の診察              2011年11月21日UP

今日、妻の術後2週間目の診察と手術中に採取した首のリンパの病理検査結果を聞きに病院に行って来ました。
舌の方の術後経過は順調とのこと。 但し手術中に摘出した一箇所の首のリンパから微量だが癌細胞(転移)が見つかったとの事。 12月1日再入院、翌2日に関連のリンパを手術して全て摘出することになりました。 この段階で妻の舌癌は、ステージIIIの判定となる。 正月には妻の実家に帰ってゆっくり休ませるつもりだったが、いたしかたなし。 
 
―――――――――――――――――――――――

妻が舌癌に                  2011年11月16日UP
 

ここ1ヶ月ほどブログ更新をサボっていた為、時々見て頂いている方に心配をかけてしまいましたが実はコレが原因だったのです。同じ年に仲良く癌にかかる夫婦も珍しいと思いますが。。。
 
小生の看病疲れからか、夏ごろより心臓の鼓動が不規則になったり、熱射病のような症状を訴えたりしていたのですが舌の右側裏面に出来たポリープが、いろんな病院(耳鼻咽喉科や皮膚科などの町医者)を回って口内炎治療したのに治らず、最終的に福浦の市大医学部口腔外科を紹介されて検査したところ10月14日に舌癌の宣告、PET、胃カメラ検査、造影CT検査を経て11月2日に入院、11月4日手術、11月13日退院。。。だったのです。
 
幸い小生の体調が良かったので連日、車での送り迎えや入院中の見舞いとあわただしい日々を送っていた次第です。 手術中に首に穴を開けて切り取ったリンパの病理検査結果は21日の診察迄分からないが手術中の顕微鏡検査では多分転移は無いだろうとの事だった。 うまくいけば早期発見でステージ1判定となろう。
 
首のポリープ云々の話を詳しく述べると、経験的に舌癌が次に向かうのは首のリンパ節との事、そこを経由して肺に向かい死に至る様なのだが、手術中、癌摘出前に原発巣周囲にインドシアニングリーンなる蛍光造影剤を注入し、何系統かある首のリンパ節グループのうち赤外線蛍光カメラで光るセンチネンタルリンパ節(悪性腫瘍から最初に流れてくるリンパ節)を見つけて摘出すれば原発巣の舌癌細胞が次に向かうリンパ節を先回りして特定切除できる。。。と言う最新医術との事であった。 妻の場合光ったのが1箇所のみとの事だったので取り出して癌細胞の有無を病理検査中なのです。

手術では舌の裏を可也広範囲に削られ、縫合するとしゃべれなくなる為、人工皮膚の貼り付けと一部のみ縫合をしたとの事で、人工皮膚が剥がれないよう4~5日間のおしゃべりと飲食禁止が言い渡された。 舌は紐で縛られ左のほっぺ側に引っ張った状態。 鼻から胃までチューブが通され三度の食事(コーヒーフレーバー付きの液体)を胃に直接注入されていた。 手術直後、麻酔が覚めた頃から一番苦しんでいたのは止め処も無く出てくるネバネバの痰だった様だ、吐き出したのをティッシュで取ろうにも粘度が強くもう片方の手で引きちぎっている状態。 可愛そうだがこれが延々と続いた。 数日して痰が収まると今度は唾が止まらない。 胃のチューブを何回か出し入れしたため声帯を傷つけたのか今は声がはっきり出ない状態が続いている。 かかってきた電話にも出ることが出来ず留守電にして要件を聞いている状態。 家族とは何とか会話が成立しているが、混み入った内容は筆談である。
 
次回診察日は11月21日。
下の写真は広島在住の妹さんから今日届いた妻へのお見舞いの花。 早く良くなりますように!!!
 
DSCN2951.JPG 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


コメント(4) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。