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大腸癌体験記9 [大腸癌体験記]

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ステージ IV 大腸癌 年生のエピソード版です。随時追加していきます。

2011年3月8日にS字結腸癌原発巣の摘出オペ、その10ヶ月後の2012年1月24日に腫瘍マーカーCEA値が急上昇、肝臓と肺に転移が確認され、4月26日に肝臓を16%部分切除、6月5日に肺の部分切除オペを受けました。 現在転移第三波の大腸がん細胞が両肺に多数棲みついており手術不可、IRIS+AVASTIN療法なる2次化学療法を10か月間と mFOLFOX6 + AVASTIN 療法を5か月間うけましたが効果が無く、左鎖骨下にも転移し、CEA値が10~47へ急上昇を始めたため、2014年3月19日から FOLFIRI ( IRINOTECAN + 5FU) + AVASTIN  療法に切り替えました。半年間の治療もむなしく両肺のがん細胞は増加増大を続け、CEA値も149 まで上昇したため、9月18日からレゴラフェニブ (スチバーガ) 療法に切り替えました。
 
 もうすこし詳しい全体像は体験記サマリーに纏めてあります。  
初めて記事を読んで頂く方は下の Summary ボタンからお進みください

  
Summary   
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niwatori_L.JPG

 

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ロンサーフ療法2コース目
               2015年5月6日UP

 
 
また随分とブログ更新をさぼってしまって、ご心配をおかけし申し訳ありませんでした。
体調が少し良くなったので、手短に現状報告をいたします。
 
抗がん剤治療、今日は2コース目2週間休薬の、第2週目の休薬日に入った所です。骨髄機能に問題が無ければ来週の水曜5/13日から第3コース目の治療に入ります。
 
先週4/30日の夜10時頃、珍しく発熱が有りました。体温が 37.7℃@22:15 → 38.1℃@22:25  → 38.3℃@22:45 と徐々に上がり、38℃を超えると病院に連絡するルールに成っていたので一応通報し、熱が更に上がれば病院に駆けつける約束で其のまま自宅待機、翌朝主治医の診察を受けました。血液検査で炎症反応を表す CRPが0.82 (通常値0.3以下) と高かったものの白血球は 3,300 、Neutro 64.3% (好中球 2,121) 、血小板 7.3、赤血球 365、ヘモグロビン 10.6 ・・・と、貧血と血小板減少はあるものの、
 
ばい菌と闘う抵抗力は有るとの診断で、自己免疫力を補う抗生物質フロモックス錠と解熱剤ロキソニンを処方して貰いました。5/1の夜、38.5℃迄の体温上昇は有ったものの、フロモックス錠が効いた様で、36~37℃まで落ちてくれました。今日現在は完全に平熱で安定しております。少し風邪をひきかけていたのかも知れません。
 
    CEA uptp 2015_05_01a.gif 
 
5/1日の血液検査で、腫瘍マーカーCEAが 390 でした。前回4/8が 348 でしたので、此れまでのトレンド通りの進捗です。実のところ、4月16日から平日の17日間、左肩の鎖骨リンパに受けた放射線治療の効果をもう少し期待していたのですが、CEA への影響は今の所見えておりません。
 
腰痛と首の痛みですが、17日間の首への放射線治療とオキシコンチン(モルヒネ)が効いている様で、痛みは可也治まって来ております。
 
 
3か月毎のCT検査日(次回)が5/27日に決まりました。
 
 
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ロンサーフ ( LONSURF ) 療法
    2015年3月20日UP

 
 
抗がん剤ロンサーフの服用スケジュール:
 
        lonsurf.jpg
 
朝夕食後に5日間連続服用し、2日間休薬、このサイクルをもう1週間繰り返した後に、2週間連続で休薬。 この28日間を1コースとして繰り返し服用します。私の場合3/11の夜から飲み始めましたので、今日現在で10日目、次の2コース目は4/8の夜からになります。
 
医師から此の薬は副作用が少ないと聞いていたのですが、最初の1週間で、私はこの薬が嫌いになりました。効果が有れば我慢できますが、もし無ければ即刻止めたい感じです。服用前に54Kg有った体重は1週間後には51Kgになりました。過去4年間で様々な抗癌剤と付き合ってきた私ですが、時所構わず襲ってくる吐き気と、食欲が皆無になる薬は今回が初めてです。もう一度5日間コースをトライしてみて、症状が変わらない様であれば、この薬、ギブアップせざるをえません。食べれなくなるのが一番辛く体力を奪われ身の危険を感じるのです。

   
  初回5日間服用時のメモ
  飲み始め~3日目頃: ゲップ多発、腹痛、食欲の急低下
  4日目~5日目:   強烈な吐き気で嘔吐、吐き気止めナゼア3錠服用、食欲はゼロ
  6日目~7日目:   徐々に食欲が戻る
 
今日現在2回目の5日間の半ばですが、少し慣れたのか、先週よりは吐き気が少ない感じです。
 
左肩鎖骨下リンパへの放射線照射療法:
 
今週月曜日から平日毎日通院してCT照射をうけています。皮膚の感じは、未だ火傷しておらず癌を痛めつけているせいか、時々強い痛みが左肩全体を襲っております。でもこっちは抗がん剤よりは直接的な効果が有るような気がします。 癌細胞は50℃くらいで死滅するそうですから多少周囲の肉が火傷しようが効果が期待できる筈です。 X線照射は毎回CT治療台に寝た状態で背中側から1回、胸側に旋回して正面から1回の2回、毎日浴びています。 予定では4/7の午後に治療が終わることになっております。 途中、白血球減少が予測されており、そうなると抗癌剤停止+人との接触禁止となり、外出も自由に出来ない状態となります。
 
  
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レゴラフェニブからロンサーフ療法に切り替え  
2015年3月13日UP

 
 
3/11に主治医の診察があり、大幅な治療変更をうける事に成りました。 

zz_DSCN3810.jpg昨日記事をUPした「心筋梗塞で入院」に記載しましたが、2/17朝の服用を最後にレゴラフェニブ=スチバーガー療法は中止となり、3/11から昨年認可されたばかりの抗がん剤「ロンサーフ」に切り替わりました。また、左肩(鎖骨下)に転移した癌が大きくなり痛みが増してきているため、疼痛緩和を目的にその部分への放射線照射をうける事に成り、3/16より4/30頃まで平日毎日通院しCTの照射をうけることになりました。
 
実は2/17、小生の心臓の心筋に酸素や栄養を供給する役目を持つ3本の冠動脈の1本に心筋梗塞が見つかり、急遽入院してステントを入れるオペを受けることに成ったのです。前後の経緯や当日のハプニングは別記事
「心筋梗塞で入院」をご参照ください。
 
どうやらレゴラフェニブの副作用の一つに、極めてまれ ( 0.2% の確率とか?)に血管に血の塊をつくってしまう作用があるようで、これが心筋梗塞の原因だった可能性が否定できないのです。昨年暮れごろから、夕方に息苦しさを覚え、寒いのに窓を開けて深呼吸をしたり、即効性のモルヒネ(オキノーム5mg顆粒)を飲んでみたり、痛み止めとして朝昼晩と飲んでいたロキソニンの服用を止めたりした経緯があるのですが・・・
 
今にして思えば、このころから危険なサインが出ていたのかも知れません。今回は偶々夜中の「胸やけ症状」の原因を追求すべく病院にかけつけ一命をとりとめた次第です。ただ運が良かったと片づけず、天国の両親の応援に感謝すべきなのかも知れません。
 
2/4のCT検査の結果ですが、両肺に散った転移癌は確実に大きくなってきていました。但し幸いなことに、未だ呼吸をするのに不自由なほどの大きさでは無いようです。左肩鎖骨下リンパ節の転移癌(昨年1月にセカンドオピニオン受診をうけた三重大学教授の話では、肺近隣のリンパが癌化していないので、おそらくリンパ節経由で大腸(原発巣)から飛んできたものだろうとのこと)は3か月前の画像と比べ約3倍(13mm→33mm)に成長していました。左腕を動かすたびにこれが鎖骨下の神経を刺激して痛みが走るのだろうとの事。放射線照射によって疼痛緩和、欲を言えば癌の縮小、腫瘍マーカーの降下を期待したいものです。
 
抗がん剤「ロンサーフ」も放射線照射も白血球減少を引き起こす可能性が大きいとの事です。もしそうなったら、抗癌剤を止めて放射線治療を優先することに成っております。
 
腫瘍マーカーCEA値で不思議な報告があります。
今回2/17~約3週間、抗癌剤(レゴラフェニブ)の服用を止め、心臓のケアーを最優先にしてきたのですが、
3/11時点のCEAが 236 でした。300~500 越えは覚悟していたのですが、抗癌剤が無く自己免疫力だけで癌に打ち勝った・・・のでしょうか? 妻の友人が針を打ってくれたり、お灸をあててくれたりしたのが効いたのか?確かに針を抜いたときどす黒い血が左足のヒザから滴りました。 暫く飲めなかった漢方の煎じ薬が効いたのか?位しか考え付きません。下のチャート印に 236 をプロットしてみました。ご参照ください。
 
体重も50Kgを切りかけていたのが、昨夜に至っては54Kgまでの回復ぶりです。放射線治療が終わり、抗癌剤「LONSURF」がきつくなった場合、抗がん剤を止めてみる・・・のが最良の治療法なのかも知れません。
 

  
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レゴラフェニブ 療法 5-4回目
      2015年2月10日UP

 
 
2/4 日に 3ヶ月毎の CT 検査を受けて来ました。結果は次回診察日 ( 2/25 )に報告してくれるそうです。今の主治医はCT画像を読むのが得意で無い様で、毎回専門医のコメントが告げられます。
 
CT 検査前に受けた血液検査で腫瘍マーカーCEA が 282になっていました。ショックです。4ヶ月前の10/1日の数値 が 290 でしたから、其れに近い数値に戻ってしまいました。
CT 画像の判定を待って、現在のスチバーガー ( 2013年5月発売 ) が効果無しとの判定がはっきりしたら、ロンサーフという抗癌剤に切り換えるつもりの様です。
 
チャート印しは昨年9月18日にスチバーガーを始めてから今年3/11日までのceaの推移です。

                         zz_chart 2015_2_4mm.jpg
 
スチバーガーも一回に3錠摂取していた初期には大きくCEAを下げていたので、妻からは、もう一度3錠飲んでみないかとも言われますが、体がそれを拒否しております。ロンサーフは2014年5月26日発売開始の初の国産薬とのことで、副作用がスチバーガーより少ないとのこと。ただし骨髄機能抑制副作用は物凄く、白血球数減少に医者側が神経をすり減らさねばならぬ薬だとの前評判ですが、多分2/25から、この薬に切り換えるど思います。
 
首と肩の痛みに対して、緩和医療のDr.から、ランドセン 0.5mg が1/14から追加処方されました。脳の異常興奮を抑制して硬くなった筋肉をやわらげる薬で、夜間トイレに行く時に腰が抜けたような感じが出ることがあるので注意するよう言われました。
 
摂取1回目の夜は夜間トイレが1回のみで実に良く眠れました。5~6年前、癌にかかる前の健康体の時のような爽快な目覚めを感じました。肩や腰の痛みも無く、嬉しい、もっと早くこの薬に出会っていれば良かったのに…と感激したのですが、そんな爽快感は最初の1錠目だけでした。2回目からは普段通りの状態に戻り現在に至っております。
 
 日中体がふらつく回数が増え、日中眠る時間が増えたようで、怖いからランドセンの摂取を止めた方が良いのでは、と妻は心配して言ってくれますが、飲むのを止めると肩の痛みが増すので、飲み続けております。
 
墓地やお墓の相談に乗ってくれ、私の死後の面倒を見て貰えると思っていた近所の萬松寺の住職 (元円覚寺の和尚様 ) が1月末に亡くなられました。白血病の治療中で、良い薬ができたとよろこんでおられたのですが…   残念です。 また今月も元S社外国部時代の友人が一人亡くなってしまわれました。ゴルフの約束日に体調が悪くなり念のためキャンセルし、自宅で 朝食後こたつで横になり寝返りをうった直後に意識がなくなり、そのまま還らぬ人になってしまったようです。お二人の御冥福をお祈り致します。
 
写真は薬を飲むときのオブラートです。大きすぎるので半分に切り、円錐状に折り返して方端を折り返して止め、中に薬を装填して準備完了です。お金に困っているわけでは無いのですが・・・

zz_DSCN3798.jpgzz_DSCN3799.jpgzz_DSCN3800.jpgzz_DSCN3801.jpgzz_DSCN3802.jpg
 
次回の予定:
 
02/25 (水) 血液・尿たんぱく検査
02/25 (水) 放射線 緩和医療科 受診
02/25 (水) 外科受診
 
 

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レゴラフェニブ 療法 4-4回目
        2015年1月10日UP

 
 
zz_184rs.jpg新年おめでとうございます。
お陰様で今年もお正月を迎えることができました。Stage4末期がん発症から4度目のお正月です。写真は昨年4月末に娘家族が来日したとき撮影したものです。
 
 
 

 
レゴラフェニブ療法、今週は抗癌剤(スチバーガー)の休薬期間です。4週を1サイクル(飲む、飲む、飲む、飲まない)とする治療の4サイクルを終える週です。来週の水曜から5サイクル目に入ります。
 
1/7の腫瘍マーカーCEA値が 192.9 と再び悪化しました。この数値を反映したチャートを先月のものと入れ替えました。下記のチャートをご参照ください。飲むスチバーガーの量を、3サイクル目から、一回3錠を2錠に減らしたのが影響したのかもしれません。減らさずに3錠を呑み続けられれば良いのでしょうが副作用が辛すぎるのです。
 
腰痛は、間違いなく癌の転移の影響だと思うようになりました。昨年の春頃は右側のお尻辺りが集中的に痛かったのですが、最近は、左側のお尻や腰の背中側も痛みが頻発しております。左肩から首にかけての痛みもあります。
 
対処薬としてオキシコンチンと言うモルヒネを今は8時間おきに毎回3錠飲むようになっています。加えて、即効性のオキノームというモルヒネを痛みがひどいときに飲んで抑えています。昨年末まではロキソニンも毎食後、日に3錠、半年間くらい飲み続けていたのですが、これは止めました。副作用と思われる症状{夕方から夜にかけて、腹部のの不快感、息切れ、呼吸困難、冷や汗}が出るようになり、ロキソニンを止めたところ、ピタッと症状が改善したのです。私だけかも知れませんが、ロキソニンは常用すると危険な薬のような気がします。
 
2/4に造影CT検査を受ける事になりました。
 
 

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レゴラフェニブ 療法 3-4回目        2014年12月12日UP
 
 
今週水曜日 (12/10) で、3-4回目 (3サイクル目の第4週) の治療に入りました。今週はスチバーガ休薬期間です。
 
随分長期間ブログ更新をさぼってしまい多くの方にご心配をかけ申し訳ありませんでした。腰痛が酷くなり一時期、寝たきりに近い生活を送っていました。今も完全ではないのですが、今日は少しだけ経過報告をします。長時間座ってパソコンに向かうのが辛いのです。
 
先ず最新の腫瘍マーカーCEAです。一時 290 まで上昇したのですが、スチバーガの効果が出て来ました。今月12/03は 167.8 まで落ちました。 正常値が5以下ですからまだまだ異常値ですが、少しでも下がってくれたのは嬉しいです。 昨年5月に認可された新薬、スチバーガ(レゴラフェニブ)が私の癌をやっつけてくれています。
 

 cea asof 20150107pp.jpp2.jpg
 
11/5 に 受けた造影 CT 検査のコメントは「軽度増大」でした。此れまで3か月ごとにCT検査を受け、毎回「増加・増大」というコメントばかりだったのから比べると大きな前進です。此れだけの記事では、初めて読んでいただく方には何のことやら意味不明ですが、私の両肺には現在100以上の転移癌(大腸から飛んできた)が棲みついており、それらの数や大きさ変化を意味しています。
 
今現在、抗がん剤の副作用と腰痛に悩まされています。
 
副作用で著しいのは、食欲減退、両足の裏の皮膚が一部赤くはれ上がり歩行しづらいこと、ケナログを塗りまくっても治らない口内炎くらいです。食欲は、体重が一時51Kg近辺に落ちたため、3サイクル目の11/20から、スチバーガの数を一日3錠から、一日2錠に減らしてもらった結果、少しは回復してきました。現在の体重は52Kg~53Kgです。因みに大腸がん切除前の健康時の体重は64Kgです。
 
腰痛は整形外科を受診し、MRI、骨シンチ検査を受けましたが原因は見つかりませんでした。
現在はモルヒネによる対処療法を緩和医療科で受けています。モルヒネの量も、初期に比べ増えています。オキシコンチンとロキソニンを8時間おきの 8:00、16:00、24:00 に服用すると共に、痛みが出た時用にオキノームと言う顆粒の白い粉を処方して貰っており、今の所日に2~3包飲んでいます。初期のオキノームは 2.5mg/包だったのが、現在は 5.0mg/包と倍量になっています。
 
加えて、何の副作用なのか不明ですが、夕方になると痰がのどに閊えて息苦しくなることがあります。当初、市販の龍角散で対処していましたが、効かなくなり、ムコダインと言う錠剤を毎食後に服用しています。
 
このブログ更新の後、腰痛が出なければ良いのですが・・・ 

 
 
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レゴラフェニブ 療法 2-4回目        2014年11月8日UP
 
 
今週水曜日 (11/5) に、2-3回目 (2サイクル目の第3週) レゴラフェニブ療法、終了時点の診察を受けて来ました。月初だったので腫瘍マーカー CEA の検査も行ってきました。10/1 に 290 まで上昇していた
CEA は今回 179.1 まで改善されていました。と言っても正常値 5 以下に対しての 179 ですから決して良い数字とは言えませんが、良い方向に少しでも振れてくれたのは有り難いです。
 
今週は1週間の休薬期間なのですが、レゴラフェニブを服用していなくても、食欲のない状態は変わらず、此処のとこと体重がじりじり減少していっています。先週までの抗がん剤服用中、朝夕に息苦しさに襲われることがあったので、レントゲン撮影で肺の状態を診てもらいました。異常なしとのこと。
 
 zz_DSCN3743a.jpgzz_DSCN3744a.jpg
 
腰痛はオキシコンチン、オキノームというモルヒネ系麻薬が効きロキソニンと湿布の効果も加わり、何とか抑え込むことが出来ています。一難去れば又一難で、今度は手足症候群と言う抗癌剤の副作用が顕著になりました。下の写真は指先にできた初期のもので此れだけだとVG軟膏を塗って手袋をしていれば済むのですが、足の踵や拇指球と指付け根の間の皮膚が赤くはれ上がった時には歩くのに苦労します。食欲を無くさせたり、生活上のQOLを著しく落とす此の抗がん剤はとんでもない薬であります。頭髪も随分無くなりました。
 
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今週の休薬期間の様子を見て、食欲が改善しない場合は、来週からレゴラフェニブ(スチバーガー)の量を3錠から2錠に減らしても良いとのこと。妻は「減らすと効果が落ちて癌が勢いづかないか心配」と言いますが、体が悲鳴を上げているのです。11/5 に 造影 CT 検査も受けて来ましたので、来週の 11/12 の診察時に主治医から結果報告がある予定です。
 
次回の予定:
 
11/12 (水) 12:00 血液・尿たんぱく検査
11/12 (水) 12:30 緩和医療科
11/12 (水) 13:00 外科・主治医による診察および薬の処方
 
PS: 10月中旬から月末まで、娘夫婦が帰国していました。と言っても1年遅れのハネムーンだとかで沖縄の石垣島と周辺諸島を堪能した様です。
 
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レゴラフェニブ 療法 1回目
          2014年10月13日UP

 
 
9/18日よりスチバーガ (レゴラフェニブ) を3週間連続服用し、現在1週間の休薬期間中です。と言っても明後日 からは2サイクル目のレゴラフェニブ 療法に入ります。投薬開始直後は様々な副作用が出るということなので、この所毎週、主治医の診察を受けています。
 
10/01 の診察での腫瘍マーカーCEA値が 290 と、9月の 140.7 から一気に2倍強も上がっていました。レゴラフェニブ療法に切り替えて未だ2週間しか経っていないため、体中の血液が全て入れ替わった訳ではなく、レゴラフェニブの薬効は評価できませんが、かなりショックな値でした。 主治医は気にするなと言いますがとても気になります。俗に言う、そろそろ年貢の納め時・・・なのかも知れません。

 
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現時点の副作用と対策は以下の通りです:
・口内炎が悪化 : ひたすらケナログを塗る
・声がハスキーになった
・食欲減退: 六君子湯の成分を煎じ薬に加えて貰った
・血圧上昇(130-80 → 180-100): アダラートを夕食後にも服用し解決
・手足症候群 (右手親指内側第一関節の溝にそってひび割れ出現) : 保湿剤塗布
       (右足裏 先端の指紋(足紋?)の溝に沿ってひび割れ出現) : 保湿剤塗布
・便秘 (下痢に注意とあるが私の場合逆の便秘に傾く傾向) : 軟便剤 Maglax 服用
・口の渇き (夜中に口の中がカラッカラに乾く)  : 口内消毒薬アズノールでうがい
・頭髪の脱毛 (スチバーガの資料には載っていない故、此れまでの抗がん剤のなごり
かも知れません。)
 
腰痛は副作用では無いのですが、此れが今一番つらいです。
対策として医療用麻薬 (モルヒネ系) に切り替えて貰いました。現在の所、オキシコンチ
ン10mgを朝夕2回、ロキソニンを朝昼夜の3回、湿布とオキノーム顆粒を痛いときに使って凌いでいます。
 
zz_DSCN3728.jpg写真は奈良に住む姉から梨と共に沢山送ってもらった残りの一部です。食欲が無いときの卵かけごはんは助かりました。
 
次回の予定:
 
10/15 (水) 11:00 腎臓高血圧内科受診
10/15 (水) 11:30 皮膚科(手足症候群経過観察と保湿剤の処方)
10/15 (水) 12:00 血液・尿たんぱく検査
10/15 (水) 13:00 外科受診(スチバーガ療法2サイクル目のヒアリングと薬の処方)
 
  
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レゴラフェニブ 療法 開始
           2014年9月25日UP
 
 
9/17日に主治医の診察を受けて9/18日より レゴラフェニブ 療法を開始しました。
 
zz_DSCN3724.jpg分子標的薬レゴラフェニブは BAYER の商品名でスチバーガ錠と呼ばれており、標準療法では、1錠40mgの錠剤を毎日朝食後に4錠 (160mg) 3週連続で服用し1週間休薬するのが1サイクルとなります。体力の落ちている私の場合、先ずは毎回3錠 (120mg) から開始となりました。1錠あたりの薬価は 5,579.3 円で、3錠でも毎朝 16,740 円となる高額薬です。国の 高額医療 補助制度に感謝です。
 
此れまでの分子標的薬アバスチンの様に、他の抗がん剤と組み合わせて点滴かと思っていたのですが、錠剤の分子標的薬の服用のみで済むようです。ただこの薬を使った症例のデーターが少なく、人によって出てくる副作用も変わってくる様です。
 
代表的な副作用は:
手足症候群(手足の痛み、はれ)
高血圧(血圧の上昇)
発声障害(声がかれる)
発疹、下痢、食欲減退、疲労
その他にも人により消化管穿孔、血栓、脳出血、肝機能低下、重篤な皮膚障害等が出る可能性有りとのこと
 
治療開始後 今日で1週間経ちますが、私の場合飲み始めて直ぐに、喉の渇き、口内炎の悪化、血圧の上昇 (161 -100) 、声がハスキーになった、食欲減退と最低体重更新 (52.5 Kg)、便が固くなり軟便剤を飲み始めた、右手首親指側に赤アザ出現(腰痛時痛い箇所をこの部分に載せて数時間圧力をかけ続けた結果) と軽度ですが、下痢以外の副作用がすべて出ています。頭髪の抜け毛はイリノテカン療法からスチバーガに変わってから少なくなった様です。又生えてくるのかも知れません。
 
皮膚については、手や足の裏を重点に皮膚科の専門医の治療を受ける体制を整えてもらいました。さし当り水虫の治療と保湿剤を手足、お尻に塗る指導を受けています。
 
腰痛ですが、骨シンチ検査の結果でも原因は分かりませんでした。CTに写らない見えない癌が骨に転移している可能性は否定できませんが、今の所原因不明のままです。此れまでの1週間で痛みどめを呑むタイミングと湿布を貼るタイミングを工夫し、随分楽になりましたが、2回ほど医療用麻薬オキノームの世話になりました。
 
前回の腸管ファイバー検査の日に痛みが無かった事との関係を探るべく、泌尿器科の診察もうけることに成りました。前立腺肥大が神経を圧迫しているのかも知れません。確かに頻尿ぎみであり、尿や便が溜まった時に痛みが始まる気がします。
 
次回の予定:
 
09/30 (火) 10:00 泌尿器科受診
10/01 (水) 11:30 腎臓高血圧内科受診
10/01 (水) 12:00 血液・尿たんぱく検査(腫瘍マーカ検査あり)
10/01 (水) 13:00 外科受診(スチバーガ療法2週終了時点のヒアリングと薬の処方)
 
10/16~10/31 フランスで生活している娘が旦那様と沖縄旅行 (ハネムーン?) を楽しむため来日します。沖縄への行き帰りに我が家にも数泊する予定ですので楽しみにしています。
 
知らなかったのですが、一部の国(スイス、スロベニア、ドイツ、フランス、ベルギー、モナコ及び台湾の6か国1地域)の人が日本で自動車を運転する際には、国際免許証では無く、各国の免許証又はそのコピーを日本に送り、JAFや各国の大使館で翻訳した書類を免許証と共に携行すれば良い様です。旦那様の為にその翻訳を準備し娘夫婦の帰宅を待っております。
 
 
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13回目の FOLFIRI + Avastin 療法
          2014年9月12日UP

 
 
先週の水曜日 (9/03日) に予定通り主治医受診および点滴治療を受けてきました。
今回は色々と報告事項があります。
 
先ず、前日の血液検査での腫瘍マーカー ( CEA 値) が  140.7 でした。先月が  149.3 だったので 200 越えを覚悟していたのですが、抗癌剤が少しは効いているようです。
 
次に 8/27日の CT 検査報告がありました。前回 (5/22) との比較コメントで主なものを記すと、
■ 両肺に多発する境界明瞭な結節を認める。前回より増加、増大している
■ 頸部、鎖骨上下、腋下、縦隔リンパ節の腫大を認めない。
■ 胸水、腹水なし。骨に特記所見を認めない・・・となっていました。
数や大きさに関する読影医コメントが無いのが不満ですが、要は両肺の癌は更に増えており、大きさも明瞭に映る程度に大きくなっている。その他の臓器への転移は今の所無い・・・とのこと。鎖骨下のリンパに転移した癌が消えたとは思えず、現在どうなっているのかは次回診察で確認してきます。
 
肺の癌の大きさをいくつか測ってもらいましたが、大きいもので 10mm 前後でした。数は年初に三重大で数えて貰ったときに両肺で 100 数十個でしたが、それから毎回、増加、増大を繰り返していますので 今は数百個レベルなのかと思います。
 
現在の抗がん剤治療ですが、抑制効果はあるものの、治療効果は少ないようです。よって次回より分子標的薬をレゴラフェニブに変更することに成りました。点滴では無なく錠剤を3週間服用+1週間休みの4週サイクルの様です。皮膚の角質化とひび割れが代表的な副作用のようで、皮膚科での専門ケアーが追加されました。
 
腰痛の原因を突き止めるべく、9/08日にラジオ・アイソトープ注射による骨シンチ検査を受けて来ました。未だ主治医から正式な説明は有りませんが、緩和医療の先生に画像を覗いて貰った結果、骨に異常なし・・とのことでした。 昨日は腸の内視鏡検査を受けましたが、コレも異常なし・・でした。 妻からは「本当に痛いのか?」と冗談をたたかれているのですが、痛いものは痛いのです。妻から緩和医療の医師に「精神的なものなのでしょうか?」と聞いた所、その様な人は顔つきが違いますので、それは無いと思いますとのこと。
 
痛み止めとして、麻薬一歩手前のトラムセットを日に4回、ロキソニンを日に3回、モーラステープなる湿布テープを日に2回貼り、更に、どうしても痛みが治まらないときの非常用に医療用麻薬 (オキノーム散 2.5mg ) を処方して貰っております。 昨日のファイバー検査で腰痛が酷くなった場合どうするか気になっていたのですが、何故か昨日から今日深夜まではおとなしくしていてくれました。今日も夜中の2~5時に痛みがあった後、夕方までは痛みが少なく、ブログ更新ができた次第です。痛みケアーに関しては、いたれりつくせりなのですから、何とか対処法を見つけ出し、もう一度ゴルフ復帰をしたいものです。
 
 
次回以降の予定:
 
09/17 (水) 12:00 血液・尿たんぱく検査
09/17 (水) 12:30 緩和医療科 受診
09/17 (水) 13:00 外科 受診
09/24 (水) 11:30 皮膚科 受診
09/24 (水) 12:00 血液・尿たんぱく検査
09/24 (水) 13:00 外科 受診
 
  
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12回目の FOLFIRI + Avastin 療法
          2014年8月28日UP

 
 
8/20日に予定通り点滴治療を受けてきました。また昨日は3ケ月毎の造影CT検査を受けてきました。CTの結果は9/3に報告をうけます。点滴治療前日には放射線 緩和医療科を受診して腰痛対策の薬を処方してもらいました。
 
完治ではないですが、腰痛は可成り楽になりました。痛み止め「トラマール・カプセル」の成分の5割増という「トラムセット」を毎食後と就寝前の4回服用すると共に、「ロキソニン」を毎食後、「リリカ・カプセル」を就寝前に服用し、痛みが出たときに湿布薬を貼って何とか凌げるようになった次第です。リリカは徐々にのむ量を減らして行くそうです。
 
湿布を貼る回数も日に2回程度となっているのですが、「トラムセット」はもの凄く眠くなります。始めの頃は一日中寝たきりの状態でした。仕事をされている方はおそらく使えない薬かと思われます。また夜中にトイレに行く時に完全に目が覚めていないと足元がふらつきます。
 
次回診察では9月月初の腫瘍マーカーCEA と CT 検査の結果を知らされます。多分癌は増加増大、腰痛の原因は不明…となると思います。9/11日にファイバー大腸検査が予定されています。
 
zz_DSCN3721.jpg抗がん剤の副作用ですが、今回は口内炎が特に酷かったです。上下の唇の内側やほっぺた内側、舌下にも口内炎ができ、食べるものに困りました。トマトや、調味料の醤油、塩、胡椒、酢、ドレッシング、ソース等が入った食材を食べると沁みて痛みが走るのです。でも「ごはんですよ」だけは何故か大丈夫です。写真は口内炎用 塗り薬の「ケナログ」です。2週毎に4~5本 処方してもらうのですが、技術??を生かし最後まで無駄なく使い切っています。
 
次回の予定:
 
09/02 (火) 血液・尿たんぱく検査
09/02 (火) 放射線 緩和医療科 受診
09/03 (水) 外科と腎臓高血圧内科を受診後、FOLFIRI + AVASTIN 点滴療法
09/11 (水) 大腸ファイバー検査
 
 
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11回目の FOLFIRI + Avastin 療法
         2014年8月13日UP

 
 
先週6日水曜日に外科で11回目の抗がん剤治療を受けて来ました。また一昨日は放射線緩和医療科を受診し腰の痛み止めを処方してもらってきました。痛みは左右の坐骨付近のおしりから坐骨下部に広がり、安静にしていても、痛みどめの効きが無くなると痛みだし、散歩にも行けない状態なので即効性の強力な痛みどめが欲しかったのです。
 
残念ながら、8/5の腫瘍マーカーCEA は正常値5 以下に対し 149.3 まで上昇していました。腰痛で度々安眠が妨げられたり、散歩等の軽い運動もできず自己免疫力が落ちていたのが腫瘍マーカーを上げてしまった原因だったのかもしれません。
 
前回の血液検査では肝臓の数値 AST/ALT も基準値の3倍近くまで悪化していたのですが、錠剤グリチロン配合錠を処方してもらった結果、今回は1.5倍前後の数値まで下がっていました。これは抗がん剤の副作用によるもので、基準値の 3 倍を超えると抗がん剤治療が中止になります。
 
腰痛ですが、CEA が急上昇を始めた今年2月頃から痛みが悪化している気がします。また便や尿がたまってくると痛みはじめるような気がします。緩和ケアーの先生の見立てでは、癌の骨転移では無いだろう。もし癌が坐骨に転移した場合は坐骨付近だけでは無く、足の下の方まで痛みがあるはず…との事。今月末の CT 検査の結果を待ちましょう、それ迄は「ロキソニン」を日に 3 回と就寝前に「リリカ・カプセル」を飲むのに加え、麻薬系1歩手前の痛み止め「トラマールカプセル 25 mg」を日に 4 回服用して様子をみることになりました。ロキソニンは多用によって胃に穴が空くようなことは無い。 効きが悪くなったとはいえ多少は効いている様なのでもう少し続けてみましょう…との事。(外科と違う見解?)
 
     zz_DSCN3723.jpg
 
写真は腰痛対策で処方してもらっている薬です。11日夜から飲みだした新しい痛みどめ「トラマールカプセル」の効き目ですが、一昨日は夜中に痛みが有ったものの、昨夜は安眠できました。今朝からお昼にかけて、今の所は痛みが抑えられている気がします。ただし... もの凄く眠いです。
 
10 月後半の 2週間、昨年からパリ郊外で新婚生活を送っている娘夫婦が沖縄にハネムーンに来るようです。羽田経由で行き帰りに我が家にも立ち寄るとの事。その時に出迎えが出来るよう治療頑張ります。
 
次回の予定:
 
08/19 (火) 放射線 緩和医療科 受診
08/19 (火) 血液・尿たんぱく検査
08/20 (水) 整形外科 と外科を受診後、FOLFIRI + AVASTIN 点滴療法
08/27 (水) CT 検査 / 造影
 
  
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10回目の FOLFIRI + Avastin 療法
         2014年7月28日UP

 
  
またしてもブログ更新が遅れて心配をおかけしました。腰痛が悪化していて椅子に座ってパソコンに触るのが辛いのです。友人から誘われていた7/18のゴルフも申し訳なかったのですがキャンセルさせて貰いました。この状態では週2回のゴルフ教室も暫くお休みするしかない状態です。
 
先週23日水曜日に外科で10回目の抗がん剤治療を受けて来ました。整形外科も受診して痛み止めとして「リリカ・カプセル」「湿布薬」と「スミル・スチック3%」を処方してもらいました。ロキソニンは在庫有り。
 
リリカは飲み続けて効いてくる薬のようで即効性が無いため、腰痛が酷い時はロキソニンと湿布薬でしのいでいます。 ロキソニンも湿布も最近は即効性が無く、湿布を貼り、ロキソニンを飲んで1~2時間痛みを我慢してソファーで横になる必要が有ります。痛みは湿布を貼ると暴れだすようになりました。痛い場所に貼るのですが、痛みが増幅され、張ったところから周辺に痛みが広がるのです。痛い箇所は現在、右お尻だけでなく、左お尻、背中の坐骨と広がり、湿布を同時に3枚貼る必要があります。
 
奈良に住む姉より「スミル・スチック3%」なる痛み止め (フェルビナク軟膏) を送って貰い、重宝していたのですが、塗り過ぎた為か、私の皮膚が弱くなっている為か、皮膚が爛れはじめたので現在は使用を止めています。 現在使っている湿布薬は「モーラステープL40mg」です。
 
リリカを2週間使ってみて、効果が無ければ、次回から主治医に緩和ケアーの専門医を紹介して貰って、モルヒネ系の薬に切り替えてみようと思います。
 
次回の予定:
 
08/05 (火) 血液・尿たんぱく検査(CEA検査含む)
08/06 (水) 外科診察、FOLFIRI + AVASTIN 点滴療法
 
 
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9回目の FOLFIRI + Avastin 療法          2014年7月12日UP
 
  
ブログ更新が遅れぎみですみませ。今週の9日水曜日に外科で9回目の抗がん剤治療を受けて来ました。
 
言い訳ですが、現在隔週の水曜日に病院で毎回4時間半程の点滴をたっぷり受け、更に5FUと言う液体の薬を風船タンクに詰めたものを家に持ち帰り胸の皮下に装着した点滴ポート経由で46時間の持続点滴をしているのですが、流石に各種抗癌剤を2年間も続けていると体が悲鳴を上げ始めており点滴後数日間は立ちくらみ、吐き気、食欲減退に加え、最近は原因不明の腰痛に悩まされ・・・復活するまで時間がかかるのです。
 
点滴前の診察で主治医より7/8に受けた血液検査でのCEAの報告がありました。今回は 122.3 でした。今年3月頃から一気に数値が上がり始め、前回の 6/10 は 200 越も覚悟したものの 117.8 そして今回の 122.3 と上昇の勢いが少しは弱まっており、現在の抗癌剤の効果が少しは有るようです。 チャートは大腸癌が肝臓と肺に転移し切除した後から現在までのCEAの推移です。素晴らしい右肩上がりの成績です。
 
       zz_CEA upto 20140708.jpg
 
腰痛に関しては、整形外科から痛み止めのロキソニンを朝昼晩の3回分処方して貰って毎日服用していることを主治医 (外科) に伝えた所「ロキソニンの多用は胃の穿孔が心配になるので、効かない様ならモルヒネ系の薬への変更を考えても良いのでは」とのコメントがありました。7/23に整形外科の診察がありますのでその時に別の痛みどめ「リリカ」か「モルヒネ系」の判断をすることになると思いますが、自分としては先ず「リリカ」を試してみたいと思っています。
 
次回の造影CT検査の日取りが 8/27 に決まりました。今回は腰痛の原因も究明できないかお願いするつもりです。
 
次回の予定:
 
07/18 (金) ゴルフ@フォレスト鳴沢ゴルフ&カントリークラブ(天気と体調をみて前日判断)
07/22 (火) 血液・尿たんぱく検査
07/23 (水) 9:00 外科診察
07/23 (水) 9:30 整形外科診察
07/23 (水) 10:30 腎臓高血圧内科受診
07/23 (水) 11:00 FOLFIRI + AVASTIN 点滴療法
 
 


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